CRA(臨床開発モニター)やCRO(開発業務受託機関)への転職を考えている方の中には、「志望動機の作成方法がわからず困っている」という方も少なくないでしょう。
書類選考や面接を突破するためには、採用担当者に「この人に会いたい」「この人と一緒に働きたい」と思わせる志望動機が必要です。しかし、CRA(臨床開発モニター)としての経験がない場合、そのような志望動機を作成することは容易ではありません。
この記事では、CRA(臨床開発モニター)の志望動機を作成する際のポイントを解説します。また、CRA(臨床開発モニター)の志望動機の例文やよくある質問への回答も紹介します。この記事を参考にして、あなたの志望動機をより魅力的に仕上げてみましょう!
CRA(臨床開発モニター)の志望動機の書き方と例文
CRAの志望動機の書き方と例文
CRA(臨床開発モニター)の志望動機には3つの理由を含める
- 臨床開発業界で働きたい理由
- CRA(臨床開発モニター)になりたい理由
- 貴社で働きたい理由 ※省略可能
志望動機は選考の結果に大きな影響を与える重要な要素です。「なぜ臨床開発業界で働きたいのか」「なぜCRA(臨床開発モニター)になりたいのか」「なぜ貴社を志望するのか」について、自分の考えを明確に企業に伝えることができれば、内定へ大きく近づくことができます。
逆に、応募先から「本当に臨床開発業界で働きたいと思っているのか」「CRA(臨床開発モニター)でなくてもよいのではないか」「弊社に対して熱意や関心があるのか」と疑われてしまうと、内定をもらうことが難しくなります。 以下で、それぞれの書き方について見ていきましょう。
臨床開発業界で働きたい理由 CRA(臨床開発モニター)になりたい理由 貴社で働きたい理由
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CHATGPTなどのAIを利用して志望動機を作成してもよいでしょうか?
AIを補助として使うのはOK!
志望動機を仕上げる際に、CHATGPTなどのAIを利用して、誤字脱字のチェックや文字数の調整、敬語の使い方などを確認することはおすすめです。応募者自身が見落としがちな点を指摘してもらえるでしょう。
また、具体性を高めるためのヒントや、新しいアイディアを得るために利用することもできます。
AIに志望動機をゼロから作成させるのはNG
ただし、CHATGPTなどのAIに志望動機をゼロから作成させることはおすすめしません。志望動機は応募者の経験や価値観に基づいて作成するものですが、AIでゼロから作成した志望動機には、応募者の経験や価値観が反映されません。
また、面接の際に志望動機について詳しく聞かれることを忘れてはいけません。「いつ、どのような状況でその考えに至ったのですか?」「なぜそう感じるようになったのですか?」など、より詳しい説明が求められます。
したがって、AIを使用して完璧に見える志望動機を作成しても、それが応募者自身の経験や考えと一致していない場合、面接官からの質問に答えられず、結果として不採用になる可能性が高いです。
臨床開発業界で働きたい理由
臨床開発業界で働きたい理由は新薬を開発したいから。
臨床開発業界で働きたい理由は、新薬を開発したいという強い想いがあるからです。この部分は、臨床開発業界を目指す多くの方に共通しています。
しかし、新薬を開発したいと思ったきっかけは、人それぞれ異なります。
- 学生時代から薬の分野への関心が強かった。
- 薬に関する論文を書いたことがあり、新薬に興味を持つようになった。
- 担当した部署に新薬を待ち望んでいる患者様が多かったため、新薬の開発への興味が高まった。
- 新薬により治療が難しいとされていた病気が治るのを目の当たりにしたため、新薬開発に興味を持った。
- 製薬業界で働く友人との会話を通じて、臨床開発に興味を持った。
- 目の前の患者様しか治療できないことに歯がゆさを感じていたときに、新薬開発の話を聞いて興味を持った。
- 身内が新薬で救われた経験があり、新薬を開発する仕事に興味を持った。
以上のような理由で臨床開発業界に興味を持った方が多いです。
将来的に製薬会社で働きたいですか?
CRA(臨床開発モニター)の面接で、面接官から「将来的に製薬会社で働きたいですか?」と聞かれた場合、あなたはどのように答えますか。
多くの看護師や臨床検査技師はNO、つまり「いいえ、貴社(CRO)で長く活躍したい」と答えるのではないでしょうか。なぜなら、面接中に応募先と別の会社で働きたいと言うのは失礼だと感じるからです。
しかし、面接に合格しやすい答えは実はYES、つまり「はい、将来的にいつかは製薬会社で働いてみたい」というものです。なぜなら、新薬を開発したいという強い思いがあれば、いつかは製薬会社で働いてみたいというのが自然な気持ちだからです。
しかし、多くの看護師や臨床検査技師は「製薬会社で働くというのは、正直に言って考えたことがありません」と、将来的に製薬会社で働きたいという考えがない方が多いようです。
新薬を世に出す仕事に本気で取り組みたいなら、「いつかは製薬会社で働きたい」と思うのは当然のことです。逆に製薬会社で働きたいと思ったことがないなら、本気で新薬を世に出す仕事に関わりたいという想いが弱いと言えます。
実際にCRA(臨床開発モニター)を目指す多くの薬剤師やMRは「機会があれば将来的に製薬会社で働いてみたい」と思っています。しかし、CRA(臨床開発モニター)を目指す看護師や臨床検査技師で、将来的に製薬会社で働きたいと思っている方は少数派です。
もし、あなたが「将来的に製薬会社で働いてみたい」と思っていないなら、製薬業界や薬についての知識や想いが他の応募者よりも低い可能性があります。製薬業界や薬への知識を増やし、想いを強くするために、さらに製薬業界について調べる必要があると言えます。
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志望動機の例文集(臨床開発業界を選んだ理由)
- 志望動機例文(1)ver.1
- ・・(省略)・・
製薬業界で働く知人から臨床開発に関する様々な話を聞き、未来の多くの患者を救うことができる臨床開発の仕事に興味を持ちました。具体的には・・(省略)・・
臨床開発の意味をしっかりと理解していなければ、「臨床開発の仕事に興味がある」と述べることは難しいでしょう。臨床開発という言葉は職種名にも含まれているため、その意味をしっかりと理解しておくことが重要です。
- 志望動機例文(2)ver.1
- ・・(省略)・・
私は大学院で創薬研究に従事した経験があり、以前から薬や新薬開発に関する仕事に興味を持っていました。具体的には・・(省略)・・。そのため、臨床開発モニターの業務内容や目的について、ある程度は理解していると考えています。・・(省略)・・
志望動機では、薬や新薬開発に興味を持った理由やきっかけを具体的に説明することが重要です。また、CRAという職種を知った時期や、その職種のどの部分に魅力を感じているのかについても述べることが望ましいです。
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- 志望動機例文(3)ver.1
- ・・(省略)・・
私が担当していた部署では、新薬を待ち望む患者様が多くいらっしゃいました。「薬が十分に効かない」「副作用が辛い」「なぜ新薬が登場しないのか」といった声を耳にするたびに、私自身が新薬の開発に携わり、それを患者様に届けることができたらと思っていました。その後、新薬◯◯の登場により、患者様の症状が改善され、多くの方々が笑顔と希望を取り戻していく様子を見て、私もこのような新薬の開発に携わり、それを患者様に届ける仕事をしたいと強く思うようになりました。・・(省略)・・
これまで「治らない」とあきらめて人生に絶望していた患者さんが、一つの新薬によって笑顔を取り戻す姿を見ると、心の底から「医療の仕事に就いてよかった」と思えるはずです。そのような感動を経験した方は、臨床開発の分野で働きたい明確な理由を述べることができるはずです。
様々な患者さんが新薬を切望する状況や感情を、できるだけリアルに描写してみましょう。そして、その状況に対してあなたが何を考え、どのように感じたのかを自分の言葉で表現しましょう。
- 志望動機例文(4)ver.1
- 学生時代に「○○」をテーマにした論文を書いたことで、薬の作用の仕組みに関心を持ちました。その後、病院に就職した後で「○○」を発表する機会があり、1つの化合物によって世界中の人々の命を救うことができる新薬開発に対する興味が増しました。
・・(省略)・・
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- 志望動機例文(5)ver.1
- 私の身内には、過去に治験に参加した経験がある方がいます。その方の看病を手伝っていた際、新薬を開発したいと思うようになりました。その方から、「現在の薬ではこれ以上の治療ができないこと」「新薬によって症状が改善される可能性があること」「アメリカではすでに承認されている薬であること」などの具体的な話を聞いたことで、治験には多くの課題があることを実感しました。・・(省略)・・
例えば、ドラッグ・ラグ(開発の遅れ)、ドラッグ・ロス(日本での治験の省略)、未承認薬・適応外薬の多さ、小児・希少疾患・難病の新薬開発の遅れ、治験情報の不十分さやアクセスの困難さ、新薬の高額化などについて、聞くことができるでしょう。
これらを知ることで、新薬開発の課題や、CRAに求められる要素をより具体的に理解できるようになります。
CRA(臨床開発モニター)になりたい理由
他の職種ではなく、CRA(臨床開発モニター)でなければならない理由を説明できているか?
CRA(臨床開発モニター)になりたい理由は人それぞれ異なりますが、重要なことは、「なぜ他の職種ではなくCRA(臨床開発モニター)なのか」を論理的に説明できるかどうかです。
CRA(臨床開発モニター)になりたい理由として
- 高い給与が期待できる。(臨床検査技師など)
- ノルマがなく、プレッシャーが少ない。(MRなど)
- 夜勤がないため、生活リズムが整えやすい。(看護師、臨床検査技師など)
- 週末が休みであるため、ワークライフバランスを保ちやすい。(看護師、臨床検査技師、薬剤師など)
- コミュニケーション能力などを活かせる。
- 英語力を活かせる。
などと書かれる方がいますが、これらの理由だけでは、採用担当者に「CRA(臨床開発モニター)でなくてもよいのでは?」と疑問に思われてしまう可能性があります。
そのように思われないためには、志望動機で「CRA(臨床開発モニター)でなければならない理由」を明確に説明する必要があります。
- 新薬を患者様に早く届けるためには、被験者の安全がきちんと守られているかを確認し、新薬の有効性や安全性のデータの信頼性を保証するモニタリングが不可欠な業務だと知ったため。
- 製薬会社側の立場で新薬を開発する仕事に就きたいと考えたときに、PV(安全性情報担当)職やDM(データマネージャー)職、統計解析職、薬事職、メディカルライティング職などに比べて、積極的な性格と幅広い人と接してきたコミュニケーション力が活かせると考えた。
- 新薬開発のプロジェクトをマネジメントすることを最終的な目標としており、多くの臨床開発のプロセスに関わることができるCRA(臨床開発モニター)は、自分が目指す新薬の開発に最も近いと感じた。
- 製薬会社側の立場で、治験に幅広く携われることに魅力を感じたため。
- 新薬開発の職種の中で、薬の知識とコミュニケーション力の両方を活かせると考えたため。(薬剤師やMRなど)
- 医療業界での経験を活かして、新薬の開発に貢献できると考えたため。(MRなど)
などと書けば、CRA(臨床開発モニター)でなければならない理由を論理的に説明できていると言えます。いかがでしょうか?なんとなくコツが分かってきたでしょうか?
モニタリングの必要性を理解しよう。
CRA(臨床開発モニター)の主な業務の一つはモニタリングです。
モニタリングの内容は調べて理解しているとしても、モニタリングがなぜ必要なのかは分からない方も多いのではないでしょうか。それでは、CRA(臨床開発モニター)の業務内容を説明できても、CRA(臨床開発モニター)になりたい理由を説明することは難しくなります。
モニタリングが行われなければ、治験がGCPや治験実施計画書に従って適切に実施されているかどうかを確認できません。その結果、被験者の人権や安全が守られなかったり、治験のデータの信頼性が低下したりする可能性があります。また、新薬を患者様に早く届けることができないだけでなく、健康被害を引き起こすリスクも高まります。
実際に、近年でも治験データの改ざんが何度も発覚しており、モニタリングの必要性は依然として高いままです。
私たちが新薬を安心して使用できるのは、モニタリングによって治験がGCPや治験実施計画書に従って適切に行われていることが保証されているからです。モニタリングの重要性をしっかりと理解した上で、CRA(臨床開発モニター)になりたい理由を考えてみましょう。
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製薬会社の役割と臨床開発のプロセスを理解しよう。
病院やクリニックの主な役割は医療の提供であり、その医療の提供が「問診→診察→検査→診断→治療」というプロセスで行われることは、医療従事者でなくてもおおよそ理解しています。なぜなら、ほとんどの人が病院やクリニックに患者としてかかったことがあるからです。
しかし、製薬会社の役割の一つは臨床開発であり、その臨床開発が「開発プランの作成→モニタリング→生物統計解析→安全情報管理→メディカルライティング→承認/上市」というプロセスで行われることは、医療従事者であっても十分に理解している方は少ないです。なぜなら、製薬会社の内部を見る機会がほとんどないからです。
CRA(臨床開発モニター)に転職すると、働く場所が病院やクリニックから製薬会社やCROに変わります。それに伴い、求められる役割や業務のプロセスも変化します。
そのため、CRA(臨床開発モニター)になりたい理由を説明するためには、製薬会社の役割と臨床開発のプロセスをしっかりと理解することが必要です。
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一緒に仕事をする人たちの職種を理解しよう。
病院やクリニックで働く医療従事者と一緒に仕事をする人たちは、医師や看護師、臨床検査技師、薬剤師、臨床工学技士、理学療法士、作業療法士、診療放射線技師、管理栄養士など、様々な職種の方がいます。
では、製薬会社やCROで働くCRA(臨床開発モニター)と一緒に仕事をする人たちは、どのような職種の方がいるかを知っていますでしょうか?
臨床開発に関わる人はCRA(臨床開発モニター)だけではありません。薬事コンサルタント、企画開発担当者、DM(データマネージャー)、統計解析担当者、PV(安全性情報担当者)、メディカルライター(MW)など、様々な職種の方がいます。
そのような臨床開発に関わる多くの職種の中からCRA(臨床開発モニター)を選んだ理由を述べるためには、一緒に働く人たちの職種と役割、求められる要素を大まかに理解しておく必要があります。
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企画開発職やプロジェクトマネージャー職を目指す際、CRA(臨床開発モニター)の経験が役に立つ。 ※上級者向け
CRA(臨床開発モニター)は、新薬の開発に関わる職種です。しかし、新薬の開発において、CRA(臨床開発モニター)よりもさらに重要な役割と責任を担う職種が2つあります。それらは、企画開発職とプロジェクトマネージャー職です。
企画開発職とは、治験計画の策定から承認申請までを担当する職種です。一方、プロジェクトマネージャー職とは、モニタリング、DM・統計解析、PV、MW・薬事など、各部門のリーダーを統括し、臨床開発プロジェクト全体の管理を行う職種です。
つまり、企画開発職は治験計画の責任者であり、プロジェクトマネージャー職は治験実施の責任者と言えます。臨床開発分野で働く方々にとって、これら2つの職種はキャリアの最終目標と言えるでしょう。
CRA(臨床開発モニター)は、モニタリングなどを通じて、治験の計画や実施に関する幅広い知識やスキルを習得することができます。そのため、企画開発職やプロジェクトマネジメント職を目指す際に、CRA(臨床開発モニター)の経験があると非常に有利になると言えます。
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CRA(臨床開発モニター)になって調整力を活かしたい?
CRA(臨床開発モニター)になりたい主な理由に「調整力を活かしたい」と書くことは、あまりおすすめできません。なぜなら、調整力がCRA(臨床開発モニター)以上に必要とされる治験コーディネーター(CRC)という職種が存在するからです。
特に病院で勤務している方の場合、採用担当者から「調整力を活かしたいのであれば、CRA(臨床開発モニター)よりも、病院での経験が活かせる治験コーディネーター(CRC)の方が適しているのではないか」と、思われてしまう可能性があります。
ただし、CRA(臨床開発モニター)になりたい主要な理由ではなく、補足的な理由の一つとして「調整力を活かしたい」と書くことは、多くの場合問題ありません。
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CRA(臨床開発モニター)になって薬の開発の支援に携わりたい?
志望動機に「薬の開発に携わりたい」と書くのは良いですが、「薬の開発の支援に携わりたい」と書くことはおすすめしません。なぜなら、両者ではニュアンスが異なるからです。
薬を開発するとは「ある物質を医薬品にするために、どのような疾患を対象とするか、どのような病院で臨床試験を行うか、などを計画し、実行する」という意味です。
薬を開発するための計画の代表的なものは「治験実施計画書(プロトコール)」です。そして、GCPでは「製薬会社が治験実施計画書(プロトコール)を作成する」と規定されています。
薬の開発の実行とは「モニタリングを行うこと」と言い換えることができます。モニタリングとは製薬会社から任命された人が、治験が治験実施計画書(プロトコール)に従って行われているかを調査することです。
以上から、CRA(臨床開発モニター)が携わるのは薬の開発の支援ではなく、薬の開発そのものであると言えます。薬の開発を主体的に行う職種の一つがCRA(臨床開発モニター)です。
治験コーディネーター(CRC)や、DM(データマネジメント)、PV(安全性情報担当者)、SMA(治験事務局担当者)などは薬の開発の支援を行っていると言えますが、CRA(臨床開発モニター)や開発企画担当者が行っているのは薬の開発そのものです。
例えば、看護師が行っているのは看護であって、看護の支援ではありません。臨床検査技師が行っているのは検査であって検査の支援ではありません。同様にCRA(臨床開発モニター)が行っているのは薬の開発であって、薬の開発の支援ではありません。
ですから、志望動機では「薬の開発の支援に携わりたい」と遠回しに表現するより、「薬の開発に携わりたい」とはっきり述べることが望ましいです。
ただし、少しややこしいのですが、「CROのCRA(臨床開発モニター)になり、製薬会社の薬の開発を支援したい」と職種ではなく企業を主体に説明する場合は問題ありません。
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CRA(臨床開発モニター)になりたい理由の作成の難易度は、保有資格によって大きく異なる。
最も難易度が低いのはMRです。MRはCRAと同じ製薬会社に所属しており、取り扱う商品もCRAと同じ医薬品です。そのため、既存薬よりも新薬に興味があると伝えるだけで、CRA(臨床開発モニター)になりたい理由を容易に説明できます。また、薬剤師も難易度が低いです。薬剤師は医薬品に詳しく、製薬会社に関する知識もあるからです。
一方で、最も難易度が高いのは臨床検査技師です。臨床検査技師は製薬会社や医薬品について詳しくありません。また、看護師も難易度が高いです。看護師も臨床検査技師と同様に製薬会社について詳しくなく、医薬品についてもあまり詳しくないからです。
したがって、臨床検査技師と看護師は、CRA(臨床開発モニター)になりたい理由を作成する際に苦労することが多いです。実際に、CRA(臨床開発モニター)になりたい理由の作成しやすさは、CRA(臨床開発モニター)の合格率に差として現れています。
例外は臨床工学技士です。臨床工学技士は医療機器に詳しいため、医療機器の開発モニター職に転職する場合に限り、合格率が高くなる可能性があります。
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志望動機の例文集(CRA(臨床開発モニター)になりたい理由)
- 志望動機例文(1)ver.2
- ○○の経験を生かして、製薬業界で新薬開発に貢献したいと考え、CRAの職に応募させていただきました。
製薬業界で働く知人から臨床開発に関する様々な話を聞き、未来の多くの患者を救うことができる臨床開発の仕事に興味を持ちました。具体的には・・(以下省略)・・
私は初対面の方とも臆せずに話すことができる性格です。実際に◯◯の実行委員を務めた際には・・(省略)・・。臨床開発の仕事に就きたいと考えた際に、この性格は医師やCRCなどに治験をルールやスケジュールに従って進めていただくよう依頼することがあるCRAの仕事で最も生かせると考えました。・・(省略)・・
なぜなら、採用担当者はあなたに会ったことがないため、あなたの個性や能力を文章から理解する必要があるからです。その上で、CRA(臨床開発モニター)として、どのような場面で活躍できるかについて説明しています。
- 志望動機例文(2)ver.2
- 医学知識とコミュニケーション力を活かして新薬開発に貢献したいという思いから、CRA(臨床開発モニター)に応募いたしました。
私は大学院で創薬研究に従事した経験があり、以前から薬や新薬開発に関する仕事に興味を持っていました。具体的には・・(省略)・・。そのため、臨床開発モニターの業務内容や目的について、ある程度は理解していると考えています。
また、CRA(臨床開発モニター)は、治験の円滑な進行を妨げる問題を解決する能力や、医師や治験コーディネーター(CRC)に業務を遂行してもらうための折衝力が必要な仕事であると認識しています。私は過去に◯◯という問題に直面し、周囲の協力を得ながら解決することで、問題解決能力を高めてきました。また、◯◯では、部署の要望を丁寧に聞くことで妥協点を見つけ出し、目標を達成してきた経験があります。
今後は医療業界で学んだ知識と問題解決力や折衝力をさらに向上させ、新薬開発に貢献し、新薬を待ち望む多くの患者様のために尽力したいと考えています。
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- 志望動機例文(3)ver.2
- 新薬の登場を待ち望んでいる多くの患者様の思いを実現できることに大変魅力を感じています。
私が担当していた部署では、新薬を待ち望む患者様が多くいらっしゃいました。「薬が十分に効かない」「副作用が辛い」「なぜ新薬が登場しないのか」といった声を耳にするたびに、私自身が新薬の開発に携わり、それを患者様に届けることができたらと思っていました。その後、新薬◯◯の登場により、患者様の症状が改善され、多くの方々が笑顔と希望を取り戻していく様子を見て、私もこのような新薬の開発に携わり、それを患者様に届ける仕事をしたいと強く思うようになりました。
効果的で副作用が少ない薬を開発し、できるだけ早く患者様に届けられる仕事がしたいと思い、臨床開発モニターに応募させていただきました。臨床開発モニターは新薬の有効性や安全性のデータの信頼性を保証するだけでなく、将来的には様々な臨床開発のプロセスに携わることでより早く新薬を開発でき、臨床現場で多く聞いた患者様の思いを実現できると考えています。
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- 志望動機例文(4)ver.2
- 学生時代に「○○」をテーマにした論文を書いたことで、薬の作用の仕組みに関心を持ちました。その後、病院に就職した後で「○○」を発表する機会があり、1つの化合物によって世界中の人々の命を救うことができる新薬開発に対する興味が増しました。
学生時代には、治験の流れやGCPなどの治験関連法規を学んでおり、知識の習得がスムーズに進むと考えています。また、監査業務の経験は、原資料と治験データの整合性を確認するSDVの際に役立つと思います。さらに、留学で身につけた英語力を活かして、英語で書かれた治験実施計画書やマニュアルを読んだり、英語でEメールを作成したりもできます。CRAの仕事は、外勤と内勤の両方がありますが、私はデスクワークも外出も苦にならない性格なため、ストレスなく働くことができると思います。
将来的には、CRAとして海外のバイオベンチャーの新薬開発に関わることや、モニタリング以外の開発職に関連する知識も習得してプロジェクトリーダーとして活躍することで、新たな薬の開発を通じてより多くの患者様の笑顔を増やしたいと思っています。
例えば、CRAになった後にどのようなキャリアを目指しているのか、どのような貢献ができると考えているのか、といった将来像を伝えることで、英語は目的ではなく手段であることを強調できます。
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- 志望動機例文(5)ver.2
- 私の身内には、過去に治験に参加した経験がある方がいます。その方の看病を手伝っていた際、新薬を開発したいと思うようになりました。その方から、「現在の薬ではこれ以上の治療ができないこと」「新薬によって症状が改善される可能性があること」「アメリカではすでに承認されている薬であること」などの具体的な話を聞いたことで、治験には多くの課題があることを実感しました。・・(省略)・・
私はPCを操作して患者さんの経過を正確にまとめたサマリーを作成することが得意です。また、医療機関の視点から治験に関わる方々の立場を理解できます。これらの経験は、新薬に関連するデータを計画通りに集める際や、それらが計画通りに集められたことを証明する際に役立つと考えています。
今後はCRAとして新薬開発に携わり、ドラッグ・ラグやドラッグ・ロスを減らすことで、医療に貢献したいと考えています。そして、日本が「未承認薬が少なくなった」「小児や希少疾患の患者さんが安心して治療を受けられる」と評価される国になるように努力したいと思います。
CRAとしての適性や意欲を伝えるには、「新薬の開発に貢献したい」という一般的な表現では不十分です。
貴社で働きたい理由 ※省略可能
最後に、応募先に合わせて修正すれば完璧です!
最後に、志望動機を応募先の企業に合わせてカスタマイズしましょう。
具体的には、志望動機の後半部分に、応募先の企業の特徴や魅力を盛り込みます。そのためには、応募先の企業と競合他社のホームページを比較し、それぞれのビジョンや事業内容、企業文化などの違いを把握しておく必要があります。
それでは、これまでに作成した志望動機に、応募先の企業の情報を組み込んでみましょう。
IQVIAサービシーズジャパン シミック イーピーエス パレクセル メディサイエンスプラニング エイツーヘルスケア 新日本科学PPD リニカル サイネオス・ヘルス・クリニカル Fortrea Japan インテリム エスアールディ マイクロン インクロムCRO
「他の会社でも同じ理由が当てはまるのでは?」と思われない志望動機へと修正しよう!
「教育体制が充実している」「福利厚生が整っている」「幅広い経験ができる」といった理由は、他の多くの応募先にも当てはまります。そのため、「必ずしも貴社である必要はない」「業界研究が不十分である」「コミュニケーション力が低い」などと採用担当者に思われてしまい、書類選考で不利になる可能性が高いです。
このような逆効果にもなる志望動機を避けるためには、応募先の企業だけでなく、競合する他の企業のホームページも調べて、比較しておくことが重要です。
もし、貴社で働きたい理由が、他の応募先にも当てはまる理由である場合は、応募先についてさらに調べたり業界研究を再び行ったりして、志望動機を修正する必要があります。
志望動機では、貴社で働きたい理由を省略しても問題ない場合が多い。
CRA(臨床開発モニター)未経験者の場合、応募書類に記載する志望動機では、貴社で働きたい理由よりも臨床開発業界で働きたい理由やCRA(臨床開発モニター)になりたい理由のほうがはるかに重要です。
そのため、貴社で働きたい理由を書く場合は、明確な理由がある場合や、応募先から求められた場合、応募先が1~2社だけと少ない場合、志望動機欄に余裕がある場合などにすることをおすすめします。
臨床開発業界で働きたい理由や、CRA(臨床開発モニター)になりたい理由を書いたら、志望動機欄がいっぱいになってしまうことも多いでしょう。また、看護師や臨床検査技師などは、書類選考の通過率が低いなどの理由から、複数の企業へ同時に書類選考を申し込むことも多いです。
たくさんの応募先ごとに志望動機を作成すると、応募書類の準備が非効率になったり混乱しやすくなります。貴社で働きたい理由を一生懸命に考えても、書類選考で見送りになってしまったら、時間の無駄になってしまいます。
応募書類上では貴社で働きたい理由を省略しても、面接では詳しく聞かれることがほとんどです。状況によっては、面接に進むことが決まった後に、貴社で働きたい理由を考えてもよいでしょう。
志望動機の例文集(貴社に応募した理由)
- IQVIAサービシーズジャパン合同会社
- 特徴
- 世界と日本の両方でトップクラスのグローバルCRO
- グローバルはもちろん、ローカルのキャリアを積むことも可能
- 社内メディカルドクターによる疾患トレーニング(Onco塾、CNS塾)を受けられる
- 医薬品・医療市場の統計・情報関連のITサービスにおいても世界トップクラス
- 志望動機例文(1)ver.3
- ○○の経験を生かして、製薬業界で新薬開発に貢献したいと考え、CRAの職に応募させていただきました。
製薬業界で働く知人から臨床開発に関する様々な話を聞き、未来の多くの患者を救うことができる臨床開発の仕事に興味を持ちました。具体的には・・(以下省略)・・
私は初対面の方とも臆せずに話すことができる性格です。実際に◯◯の実行委員を務めた際には・・(省略)・・。臨床開発の仕事に就きたいと考えた際に、この性格は医師やCRCなどに治験をルールやスケジュールに従って進めていただくよう依頼することがあるCRAの仕事で最も生かせると考えました。・・(省略)・・
IQVIAサービシーズジャパンは、世界と日本の両方でトップクラスのグローバルCROであると知りました。日本国内とグローバルの両方の試験を通じて、様々な疾患に携わる機会がある点に魅力を感じています。また、多くのメディカルドクターからオンコロジーやCNS領域の最先端の医療知識を学ぶことができる点も、新薬開発を通じて未来の患者様を救うという目標達成のために役立つと考えています。
今後は、今までとは異なる立場から、臨床開発を正確かつ迅速に進めるために努力したいと思っています。そして、新薬を必要とする患者様に、一日でも早く新薬を届けることで、患者様の笑顔と希望を取り戻すお手伝いができればと思います。どうぞよろしくお願いします。
- シミック株式会社
- 特徴
- 日本で初めてCRO(開発業務受託機関)をスタートした、CRO業界を代表するパイオニア
- グループ独自の事業モデル「PVC: Pharmaceutical Value Creator」を展開し、開発から製造までの製薬企業のバリューチェーンをすべて支援
- オーファンドラッグ(希少疾病用医薬品)の開発販売も行っている
- 求人一覧
- シミックの最新の求人一覧はこちら
- 志望動機例文(2)ver.3
- 医学知識とコミュニケーション力を活かして新薬開発に貢献したいという思いから、CRA(臨床開発モニター)に応募いたしました。
私は大学院で創薬研究に従事した経験があり、以前から薬や新薬開発に関する仕事に興味を持っていました。具体的には・・(省略)・・。そのため、臨床開発モニターの業務内容や目的について、ある程度は理解していると考えています。
また、CRA(臨床開発モニター)は、治験の円滑な進行を妨げる問題を解決する能力や、医師や治験コーディネーター(CRC)に業務を遂行してもらうための折衝力が必要な仕事であると認識しています。私は過去に◯◯という問題に直面し、周囲の協力を得ながら解決することで、問題解決能力を高めてきました。また、◯◯では、部署の要望を丁寧に聞くことで妥協点を見つけ出し、目標を達成してきた経験があります。
シミックはPVCを展開し、開発から製造までのすべてを支援していると拝見しました。私は、創薬研究に従事していた経験がありますので、貴社のグループ内で前臨床開発の担当者と話す機会があれば、治験実施計画書のデータをより正確に理解するだけでなく、より広い視野でモチベーション高く新薬開発に取り組めると考えています。また、日本で初めてCROのビジネスを開始した会社であることから、新薬を開発するときに必要となる困難を乗り越えるマインドが他よりも強くあると思っています。
今後は、臨床開発というステージで困難を問題解決能力で乗り越え、医薬品開発を通して人類に貢献したいと考えています。よろしくお願いいたします。
- イーピーエス株式会社
- 特徴
- フルサービス体制の国内トップCROの1社
- SMO(治験施設支援機関)では業界シェア1位
- 「Virtual Go」構想によりDCTでも業界をリード
- 「がんといえばイーピーエス」と言われるほど、がん領域の実績では国内CROでトップクラス
- データマネジメントに強い
- アジア地域における臨床試験に強みがある
- eラーニングと座学を融合した実践的で効果的なモニター研修サービスを提供
- 求人一覧
- イーピーエスの最新の求人一覧はこちら
- 志望動機例文(3)ver.3
- 新薬の登場を待ち望んでいる多くの患者様の思いを実現できることに大変魅力を感じています。
私が担当していた部署では、新薬を待ち望む患者様が多くいらっしゃいました。「薬が十分に効かない」「副作用が辛い」「なぜ新薬が登場しないのか」といった声を耳にするたびに、私自身が新薬の開発に携わり、それを患者様に届けることができたらと思っていました。その後、新薬◯◯の登場により、患者様の症状が改善され、多くの方々が笑顔と希望を取り戻していく様子を見て、私もこのような新薬の開発に携わり、それを患者様に届ける仕事をしたいと強く思うようになりました。
効果的で副作用が少ない薬を開発し、できるだけ早く患者様に届けられる仕事がしたいと思い、臨床開発モニターに応募させていただきました。臨床開発モニターは新薬の有効性や安全性のデータの信頼性を保証するだけでなく、将来的には様々な臨床開発のプロセスに携わることでより早く新薬を開発でき、臨床現場で多く聞いた患者様の思いを実現できると考えています。
貴社は「がんといえばイーピーエス」と言われるほど、がん領域の実績が国内CROの中でトップクラスであると拝見しました。そのため、多くのがん患者様と接してきた経験を、最も生かせるCROだと考えています。また、Virtual Go構想でDCTにおいても業界をリードしていることや、eラーニングでの研修も充実していることから、最先端のITに触れながら、がん領域について学び続けることでCRAとして成長できると思います。
今後は、臨床で触れてきた多くの患者様の思いを忘れずに、価値あるソリューションを創出できる仕組み作りに貢献することで、新薬を待っている多くの患者様のために働きたいと考えています。よろしくお願い致します。。
- パレクセル・インターナショナル株式会社
- 特徴
- 日本においてはIQVIAに次いで歴史があるグローバルCRO
- フレキシブルに働ける企業TOP100に9年連続で選ばれ、2022年はTop20にランクイン
- 求人一覧
- パレクセルの最新の求人一覧はこちら
- 志望動機例文(4)ver.3
- 学生時代に「○○」をテーマにした論文を書いたことで、薬の作用の仕組みに関心を持ちました。その後、病院に就職した後で「○○」を発表する機会があり、1つの化合物によって世界中の人々の命を救うことができる新薬開発に対する興味が増しました。
学生時代には、治験の流れやGCPなどの治験関連法規を学んでおり、知識の習得がスムーズに進むと考えています。また、監査業務の経験は、原資料と治験データの整合性を確認するSDVの際に役立つと思います。さらに、留学で身につけた英語力を活かして、英語で書かれた治験実施計画書やマニュアルを読んだり、英語でEメールを作成したりもできます。CRAの仕事は、外勤と内勤の両方がありますが、私はデスクワークも外出も苦にならない性格なため、ストレスなく働くことができると思います。
パレクセル・インターナショナルは世界50カ国以上に展開しており、柔軟な働き方ができる会社としても定評があると拝見いたしました。貴社なら、私の経験を活かせるグローバル試験や海外のバイオベンチャーの新薬開発に関わる機会が多いと考えました。また、柔軟なワークスタイルを活用してライフイベントと仕事の両立を図り、10~20年後にはプロジェクトリーダーとして活躍することで、多くの患者様の笑顔を増やしていきたいと考えています。
- 株式会社メディサイエンスプラニング
- 特徴
- 国内大手CROのうちの一社
- 世界に600万人以上の医師ネットワークを有するエムスリーグループのCRO
- エムスリーと一緒に治験のe化に取り組んでいる
- 1982年創業のCROのパイオニアの一社
- 志望動機例文(5)ver.3
- 私の身内には、過去に治験に参加した経験がある方がいます。その方の看病を手伝っていた際、新薬を開発したいと思うようになりました。その方から、「現在の薬ではこれ以上の治療ができないこと」「新薬によって症状が改善される可能性があること」「アメリカではすでに承認されている薬であること」などの具体的な話を聞いたことで、治験には多くの課題があることを実感しました。・・(省略)・・
私はPCを操作して患者さんの経過を正確にまとめたサマリーを作成することが得意です。また、医療機関の視点から治験に関わる方々の立場を理解できます。これらの経験は、新薬に関連するデータを計画通りに集める際や、それらが計画通りに集められたことを証明する際に役立つと考えています。
貴社はエムスリーグループのCROとして、治験のe化に取り組んでいると知りました。そのため、私の得意なPCスキルを活かして、迅速かつ正確な治験を実施できると思いました。また、エムスリーグループのITネットワークを活用することで、ドラッグ・ラグやドラッグ・ロスを少しでも減らせると考えています。将来的には、日本が「未承認薬が少なくなった」「小児や希少疾患の患者さんが安心して治療を受けられる」と評価される国になるように努力したいと思います。
- エイツーヘルスケア株式会社
- 特徴
- 国内大手CROのうちの一社
- 伊藤忠グループのCRO(伊藤忠商事株式会社の100%子会社)
- 伊藤忠グループの協力を得て積極的にIT化やRBMを展開
- 志望動機例文(6)
- 伊藤忠商事のグループ力とPRAのグローバル力に魅力を感じて応募いたしました。
エイツーヘルスケアは伊藤忠グループのネットワークを活かし、ITを積極的に活用した業務効率化を推進していると拝見いたしました。また、近年は世界トップクラスのCROであるPRA Health Sciencesと提携し、グローバルスタディにも積極的に取り組んでいるとお伺いしました。前職で培ったCRAの経験を貴社でさらに発展させ、将来的にはグローバルスタディにも挑戦したいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。
- 株式会社新日本科学PPD
- 特徴
- 世界トップグループのグローバルCRO
- 前臨床試験受託の最大手「新日本科学」のCRO部門と米CRO大手「PPDジャパン」の合弁会社
- 独自のビジネスモデルである、トランスレーショナルリサーチ事業を生かしつつ、グローバルでの臨床試験受託体制を強化
- 求人一覧
- 新日本科学PPDの最新の求人一覧はこちら
- 志望動機例文(7)
- 貴社が日本国内におけるリーディングCROを目指していることに共感し、応募させていただきました。
前職では複数のグローバルスタディを担当していましたが、外資系の企業であったため、社員同士のつながりが希薄だと感じていました。新日本科学PPDのホームページを拝見したところ、社員同士の結びつきが強く、お互いをファミリーとして尊重する社風であることが伝わってきました。また、グローバルCROであるPPDとの合弁事業であることから、私のグローバルスタディの経験も活かせると考えています。
今後は、社員同士の結びつきが強い貴社のような組織で、私の経験を発揮したいと思います。よろしくお願いいたします。
- 志望動機例文(8)
- リニカルのホームページを拝見し、日本発のグローバルCROとして、欧州、北米、南米、アジア太平洋の各地域に20を超える拠点を展開していることに感銘を受けました。また、国内の大手製薬会社との取引実績が豊富な貴社であれば、日本経済の発展に寄与したいという私の思いにも沿う会社だと考えました。
研修制度が充実しているという点も魅力的な環境だと思いました。GCPパスポート認定試験の合格率が高いことは、研修制度や教育体制がしっかりとしていることを示しており、CRAとしての基礎を築くのに最適な環境だと考えています。
将来的には国際的な分野で活躍したいという希望もあります。貴社のホームページから、グローバルCROとしての成長を目指し、積極的で向上心を持った人材を求めている印象を受けました。私も将来的にはグローバル治験や創薬支援などに挑戦したいと考えており、それが貴社を選択した理由の一つです。
- サイネオス・ヘルス・クリニカル株式会社
- 特徴
- 世界トップグループのグローバルCRO
- 2018年にアイエヌシー・リサーチ・ジャパンとインヴェンティヴ・ヘルス・ジャパンが合併し設立
- バイオ医薬品事業に強みがある
- 志望動機例文(9)
- サイネオスグループは世界40ヶ国以上に展開する世界有数の企業であると拝見しました。また、近年は日本でもCRO事業を本格的に展開し、急成長していると伺いました。
私は前職で約3年間、CRAとして複数のプロジェクトに携わってきましたが、国内の案件が中心で、依頼数も多くありませんでした。今後はグローバルな依頼が豊富な成長著しい貴社で、さらにキャリアを磨きたいと考えております。ぜひ面接の機会をいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
- 志望動機例文(10)
- Fortreaは世界60ヶ国以上に展開している世界シェアトップクラスの企業であり、日本でも積極的に事業を展開していると存じております。
私は約1年間、海外に留学し英語力を磨いてまいりました。Fortrea Japanのウェブサイトを拝見したところ、日本で手掛けるプロジェクトの100%がグローバルスタディであると拝見いたしました。私は自分の英語力と経験を十分に発揮し、さらに成長させることができると考えております。ぜひ、貴社で働ける機会をいただければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。
- 志望動機例文(11)
- インテリムは国内独立系のCROとして堅実な成長を遂げており、近年は癌領域の権威を顧問に迎えてオンコロジーや再生医療領域への取り組みを強化したり、アジアへの展開も進めているとお伺いました。 また、社長の「成長しようとする意欲と努力を認め、サポートを惜しまない」という企業姿勢にも、深く共感いたしました。
私はCRAとして貴社の事業に貢献できると確信しております。どうぞよろしくお願いいたします。
- 志望動機例文(12)
- エスアールディは1989年に創業されたCROのパイオニアの一社であり、現在はがん領域や中枢神経領域を中心に取り組んでいると伺っております。また、ホームページからは男女問わず子育てに参加できる職場へ積極的に取り組んでいるという貴社の姿勢が伝わってきました。
私はCRAを経験した後に数年ほど育児に専念していたためブランクがありますが、貴社の男女問わず子育てに参加できる環境の中で、再びCRAとして活躍したいと考えています。また、前職では中枢神経領域の臨床開発に携わっておりましたので、その経験も生かせると思います。ぜひ、面接の機会をいただければと存じます。よろしくお願いいたします。
- 志望動機例文(13)
- イメージングCROのリーディングカンパニーである貴社で、日本だけでなくアジア圏トップの座を目指すことに熱意を持って挑戦したいと考えています。
- 志望動機例文(14)
- インクロムCROは日本の治験業界のさきがけであるインクロムのグループ会社であると拝見いたしました。大阪では治験に特化した大阪治験病院やOCROMクリニックを運営されており、出張なども少ないとお伺いしています。今後はより治験と向き合い、さらに丁寧なモニタリングを行いたいと考えており、貴社は私の志向と合っていると感じております。ぜひ、一度面接のご機会をいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
志望動機のよくある質問
- Q
- 志望動機の文字数はどれくらいが適切ですか?
- A
- 志望動機の文字数について、特に決まった基準はありません。志望する理由が明確に伝わり、文章が分かりやすければ、その文字数が適切だと考えられます。
なお、CRAばんくを利用して内定を得た方の志望動機の文字数は、平均して500~600文字程度でした。400~800文字の方が最も多い傾向にあります。
内定を獲得できた人の志望動機の文字数(CRA未経験者)
※CRAばんく経由で内定を獲得できた25名のデータを元に作成
- Q
- 志望動機の文字数が多すぎると良くないですか?
- A
- 文字数が多くても問題ありません。志望動機で大切なことは、文字数ではなく内容です。文字数が少なくても内容が優れていれば高く評価されますし、文字数が多くても内容が劣っていれば低く評価されます。
ただし、過去のデータによると、志望動機の文字数が多いほど内定を得られる確率は高くなるという傾向があります。それは、CRA(臨床開発モニター)への志望意欲の強さが、志望動機の文字数に比例する傾向があるからだと考えられます。文字数の多さと、文章の読みやすさは別の問題です。
つまり、内容が充実していて、文章も分かりやすければ、志望動機の文字数は多い方が良いと言えます。
志望動機の文字数による合格率の変化(CRA未経験者)
※志望動機の文字数が1000の方の合格率を100%とした場合。
※50名のCRAばんくのクチコミ・アンケート調査データをもとに作成(調査期間:2015年4月~2024年11月、有効回答数:N=50)。
- Q
- 句読点「。」「、」の打ち方はどうすればいいのでしょうか?
- A
- 1つの文に「、」を多く使用すると、採用担当者から「文章の作成能力に懸念がある」「国語力が低い可能性がある」などと思われる恐れがあります。
CRA(臨床開発モニター)は文章を作成することが多い仕事です。そのため、応募書類を提出する前には、句読点「。」「、」が適切に使われているかを確認しておきましょう。
- 句点「。」
1つの文の文字数が80~100を超えると、多くの人は長く感じます。1つの文が長くなりすぎた場合は、2つに分けることを検討しましょう。 - 読点「、」
読点「、」は50文字につき1.5個、100文字につき3個前後が目安です。100文字につき5個以上の読点「、」を使用すると、文章が読みにくくなります。そのため、選考の結果に悪い影響を与えることがあります。
採用担当者に「この応募書類は読点「、」が多すぎて文章力に不安を感じる」と思われてしまうと、不採用になる可能性が高まります。
- 句点「。」
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- ステップ1
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- ステップ3
- 書類選考・面接
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- 転職を考える際、最も重要な条件の一つは給与です。
CRA(臨床開発モニター)への転職を考えている方々にとって、自身のキャリアや経験がどの程度評価されるのか、気になることでしょう。
こちらでは、あなたのプロフィールに基づき、CRA(臨床開発モニター)へ転職した場合の年収を予測します。
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- 「社会人経験が少ない」「転職回数が多い」といった理由で、選考に通過できるか不安になり、応募をためらう方も多いと思います。
こちらでは、あなたのプロフィールに基づき、CRA(臨床開発モニター)に応募した場合の書類選考の通過率や面接の合格率を予測します。
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