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CRA(臨床開発モニター)経験者が転職する際の注意点

CRA経験者が転職する際の注意点

CRA(臨床開発モニター)経験者の転職理由は「年収アップ」「キャリアアップ」「働き方を変えたい」など様々です。こちらのページではCRA(臨床開発モニター)経験をお持ちの方が転職活動をする際に注意すべき点を、主な応募先である「CRO」と「製薬メーカー」の二つに分けて解説します。

転職理由ベスト3CRA経験者の転職理由ベスト3

CRAの転職のおよそ7割がCROからCROへの転職です。

CRA(臨床開発モニター)経験者がCROからCROへ転職する理由は主に以下の3つになります。

CRA(臨床開発モニター)経験者の転職理由ベスト3
1位  ・年収をアップしたい
2位  ・キャリアアップしたい
3位  ・働きやすさを重視したい

では、それぞれの具体例と注意点について以下に詳しく解説します。

年収をアップしたい キャリアアップしたい 働きやすさを重視したい

年収アップ年収をアップしたい

年収アップ

CRA(臨床開発モニター)経験者の転職理由で最も多いのはやはり「年収アップ」です。

CRA(臨床開発モニター)経験者が年収をアップさせる方法としては、現在の職場で昇進・昇格をする以外にも、他の会社へ転職することによって大きく年収をアップさせることが可能な場合があります。製薬メーカーへ転職できれば年収が大きく上がる可能性があることは知られていますが、製薬メーカーへの転職は狭き門であることも事実です。そのため、現実的な選択肢として製薬メーカーではなくCROへ転職することによって年収をアップさせるCRA(臨床開発モニター)が多くいらっしゃいます。

CROへ転職することによって大きく年収が上がる可能性があるCRA(臨床開発モニター)は主に以下のいずれかに当てはまります。

現在のCROへはCRA未経験者として入社した 業界平均よりも年収が低いCROに所属 転職時に有利な経験がある 5年以上のCRAの経験があるのに昇進できていない

1現在のCROへは新卒もしくは中途でCRA(臨床開発モニター)未経験者として入社している

現在のCROに未経験者として入社した場合、CRA(臨床開発モニター)の経験がないため、足元を見られてしまい、給与のベースが低く設定されることが多いです。特に新卒の場合はCRA(臨床開発モニター)経験だけでなく、加えて社会人経験もないため、給与のベースが最低ラインからスタートすることが多いです。昇格しても給与のアップが年収で10万円に満たない場合も多く、CRA(臨床開発モニター)として同じ会社で経験を積んでもなかなか年収が増えないと悩んでいるCRA(臨床開発モニター)が多く見受けられます。

その場合は別のCROへCRA(臨床開発モニター)経験者として転職することによって、年収を大きくアップさせることができます。

転職の注意点

  • CRA(臨床開発モニター)経験がある転職者に対して、高い年収を提示するCROを選ぶ

現役CRAの転職アドバイス1
近年、製薬メーカーの開発ラッシュにより、CRA(臨床開発モニター)の売り手市場が続いていますが、今後も同様の状況が続く可能性は低いと言われています。なぜなら、CROの数自体は、再編・淘汰により減少の傾向にあり、業績が伸び悩むCROも増加しています。また、各社とも新卒採用を活発化しているため、中途採用の枠自体が大きく減っていく可能性が高いからです、CRA(臨床開発モニター)の売り手市場が続いている今こそ条件の良いCROへ転職できるチャンスと言えます。今後も引き続き売り手市場が続くという考えは幻想にしか過ぎません。

2業界平均よりも年収が低いと言われているCROに所属している。

CROの給与制度は会社によって異なります。例えば実力があるCRA(臨床開発モニター)であっても年功序列色の強いCROに所属していては年齢が若いうちの年収アップはあまり期待できません。年齢が若いというだけで給与が低く抑えられてしまい歯がゆい思いをしているCRA(臨床開発モニター)が多くいらっしゃいます。その場合は実力主義を徹底しているCROへ転職すると年収をアップさせることが可能です。

他にも、女性の働きやすさを優先する余り、男性にしわ寄せがいっているCROには、年収が低いままの男性のCRA(臨床開発モニター)がよく見受けられます。その場合は男女差が少ないCROへ転職すると年収が上がることが多いです。

また、業績が芳しくないCROでは賞与が減額されたままである場合も多く、業績が好調なCROへ転職することによって当然ですが年収は上がります。

転職の注意点

  • 実力主義、業績が好調、男女平等なCROを選ぶ

現役CRAの転職アドバイス2
年収は給与の総額で考えることが大切です。なぜなら、配偶者手当や家賃補助などの手当が充実しており、残業代を別途支給している給与制度を持つCROは、転職時に提示を受ける給与金額が低く見えます。それに対して手当や残業代の設定がないCROは、給与に手当や残業代がすでに含まれていることが多いため、転職時に提示を受ける給与の金額が高く見えるからです。

3転職時に評価される経験(グローバルスタディの経験、オンコロジー領域の経験、英語力)などがある。

所属先と転職先のCROでは、高い評価を受ける項目が異なる場合が多いです。現在、所属しているCROでは「社歴の長さ」や「社内人脈」などのゼネラリスト的な要素が重視されることが多いですが、転職先では「グローバルスタディの経験」「オンコロジー領域の経験」「英語力」などのスペシャリスト的な項目を重視する傾向があります。

現在、所属しているCROで「グローバルスタディの経験」「オンコロジー領域の経験」「英語力」を発揮できるプロジェクトが少ない場合、そのCROで働き続けても将来、年収が高くなる可能性がは低いため、そのような経験を十分に発揮できるCROへ転職することによって年収を大きくアップさせることが可能です。

転職の注意点

  • ご自身の経験を高く評価してくれるCROを選ぶ
  • 応募者の経験は様々であるため、CROから提示を受ける年収を応募前に予想することが難しい。そのため、複数のCROへ同時に応募して採用条件を比較して検討することが大切となる

4管理職の空きが少ないため、CRA経験年数が5年以上あるにも関わらず昇進できない

管理職がつまっており空きが少ない場合、現在のCROに所属していても管理職になれる可能性が低いため、年収が大きく上がることは期待できません。その場合は年齢を重ねてポストの空きを待つよりも、管理職候補として採用してもらえるCROへ早めに転職するほうが、将来から現在を振り返った時に良い結果となる可能性が高いです。特にCRA経験が5年以上ある方は、成長中で管理職が少ないCROへ管理職候補として転職することによって大きく年収を上げることが可能です。

転職の注意点

  • 急成長している中堅以下のCROを選ぶ

現役CRAの転職アドバイス6
転職時に高い評価を受ける経験をもっている、もしくは管理職候補として転職する場合は、応募先によって提示を受ける給与が大きく異なる場合が多いです。そのため、複数のCROを同時に応募したうえで、各社の評価を比較検討したうえで転職先を決めることが一般的です。

キャリアアップキャリアアップしたい

キャリアアップ

現在のCROではキャリアを積めないと悩んでいるCRA(臨床開発モニター)も多いようです。特に20代の男女と30代の男性に多く見受けられます。

経験してきたキャリアや会社で置かれている状況は十人十色ですが、主に以下のいずれかに当てはまることが多いですので、各々について詳しく見ていきましょう。

基礎的な経験を積みたい グローバルプロジェクトやオンコロジー領域の経験を積みたい リーダーなどマネジメント経験が積みたい

1CRA(臨床開発モニター)として基礎的な経験をきちんと積みたい

苦労してCRA(臨床開発モニター)になったものの、プロジェクト量が少ないため待機時間が多く会社の将来性が低い場合や、小規模なプロジェクトや医師主導治験などが多く経験が豊富な先輩や指導者が周囲にいないため、なんとなくモニタリングを行っているCRA(臨床開発モニター)が該当します。

苦労してCRA(臨床開発モニター)になった方が多く、キャリアにも自信がなかったり、今の会社の在籍期間が短かったりしてCRA(臨床開発モニター)として転職できるか疑心暗鬼になっている方も多いようです。この場合は転職すべきか、現在の会社にもう少しとどまるべきか微妙な判断が必要になることが多いですが、目安としては会社の在籍期間が1年以上であれば転職をしたほうが有利になる場合が多いようです。ただし、繰り返しになりますが転職すべきかどうかは微妙な判断になるため、専門のコンサルタントに相談したうえで、転職すべきかを決断したほうが良いでしょう。

転職の注意点

  • 今の会社で仕事を続けるべきか、転職をすべきかで迷ったら、専門のコンサルタントに相談する
  • 教育制度が整っている中堅以上のCROを選ぶ

現役CRAの転職アドバイス3
製薬メーカーでは1CRA複数プロトコルという場合も多いですが、CROでは1CRA1プロトコルが主流となっています。そのほうが一つのプロトコルに集中できるため、仕事の効率が上がり残業時間も少なくなります。逆にたくさんのプロトコルを経験したいという方は1CRA複数プロトコルを行っているCROで経験を積むという選択肢もあります。

2グローバルプロジェクトやオンコロジー領域の経験を積みたい

国現在、内資本系CROや中堅CROで働いているが、自社の受託プロジェクトはジェネリックや適応拡大などが多く、今後の需要が見込まれるグローバルスタディやオンコロジー領域のプロジェクトが少ないため、そのようなプロジェクトに関われるチャンスが多いCROへ転職を検討している方も多いようです。現状の職場では仕事にも慣れて大きな不満がない場合も多いため、きちんと将来のキャリアを見通したうえで今、行動を起こせるかどうかが問われます。

CRA(臨床開発モニター)がモニターとしてのキャリアを積む期間は一般的に30 代までと言われています。なぜなら、40代になるとマネジメントとしてのキャリアを積むことが中心となり、モニターとしてのスキルを磨くチャンスは極端に少なくなるからです。将来、優秀なマネージャーになれるのか、それとも窓際モニターで終わってしまうのか・・・。30代でどのようなキャリアを積めるかによって将来が大きく変わってきます。

また、CRA(臨床開発モニター)としてベテランになったのにも関わらず「英語が使えない、グローバルスタディが苦手、オンコロジーの経験がない」となると転職市場では価値が低くなります。再びリーマン・ショックのようなことが起きてリストラにあってしまった場合に契約雇用でしか雇ってもらえなかったり、年収が大幅ダウンでしか雇われなかったりする可能性が高く、その時に焦っても後の祭りです。

繰り返しになりますが、現状の職場環境には満足しているため、転職に対して優先度が低いCRA(臨床開発モニター)が多い傾向があります。そのため、まずは気軽な気持ちでカジュアル面談などを受けて情報収集をしながら、自分に適したキャリアをきちんとイメージできる転職先が見つかった後に本格的に転職を検討してみても良いでしょう。

転職の注意点

  • 40代になってしまうと転職が間に合わないことを理解する

3リーダーなどマネジメント経験が積みたい

主に30代の男性CRA(臨床開発モニター)になります。CRA(臨床開発モニター)としては色々な経験を積み一人前になったと感じており、次はリーダーなどのマネジメント経験を積みたいと考えているにも関わらず、ポジションの空きがなかったり、所属会社からの評価が低かったりしてマネジメントの経験を積めずにいるCRA(臨床開発モニター)は多いようです。

所属会社からの評価が低い場合は、上司が変わったりすればチャンスが与えられる可能性があるのに対して、ポジションの空きがない場合はより深刻度が増します。自分より経験が少ないCRA(臨床開発モニター)が先に昇進したりすると、仕事に対するモチベーションも下がってしまうため、評価も下がり、負のスパイラルに陥ってしまう場合があります。

そのような場合は一刻も早く管理職ポジションの人材が不足しているCROへ転職したほうが良いと言えます。なぜなら、一般職として長くCRA(臨床開発モニター)を長く続けて年齢を重ねていくほど、所属している会社で昇進する可能性が減るだけでなく、転職時にも低い評価を受けてしまう可能性があるからです。窓際CRA(臨床開発モニター)となってから動いたのでは、間に合わないため注意が必要です。

転職の注意点

  • 急成長している中堅以下のCROを選ぶ

現役CRAの転職アドバイス7
時々、一般職として長く働いている男性のCRA(臨床開発モニター)から相談を受けることがあります。年齢が30代であれば希望に添った転職ができる場合が多いですが、40代ですと転職によってキャリアップすることは困難な場合が多いです。そのような方が50代になると、状況がますます悪化していることがほとんどです。どこかで選択を間違えてしまったかもしれませんね。

働きやすさ働きやすさを重視したい

働きやすさ

主に20代後半から30代の女性CRA(臨床開発モニター)になります。結婚予定がある方とない方に分かれます。

当面の結婚予定がない方 近いうちに結婚の予定がある方

1当面の結婚予定がない方

主に労働時間を減らしたいというCRA(臨床開発モニター)が多いです。受託しているプロトコルが所属会社のリソースが超えると一人のCRA(臨床開発モニター)が複数のプロトコルを抱えざるを得ない場合が発生し、残業や休日出勤・出張が増えます。その結果、肉体的にも精神的にも疲弊してしまい最終的には体調を崩して退職に追い込まれる方が多いです。

この問題は転職によって容易に解決が可能なのですが、現実的にはなかなか上手くいきません。なぜなら、業務が多忙すぎて転職活動を行う時間を取れないことも多く、最終的には二度とCRA(臨床開発モニター)として働きたくないとトラウマ化する場合もあるからです。

このような状況になってしまうことを避けるためには、初めてCRA(臨床開発モニター)として就業する際に、ご自身の体力や精神力に自信がない方はCRA(臨床開発モニター)になることを避ける勇気を持つことも大切です。もし、残念ながらそのような状況に陥ってしまった場合は、肉体的・精神的に追い込まれる前に転職活動を行ったり、思い切って退職したりすることも必要だと思われます。

残業を減らす取り組みを過剰なほど行っているCROもありますので、残業時間を減らしてプライベートを優先したいCRA(臨床開発モニター)は、そのようなCROへ転職することによって、生き生きと働き続けられると言えます。

転職の注意点

  • 働きやすさを重視している中堅以上のCROを選ぶ
  • 体調を崩したり、病気になる前に転職をする

現役CRAの転職アドバイス4
残業代の支払われ方に注意する必要があります。基本給の中に20~40時間の残業が含まれている給与形態を持つCROの場合、その時間内の残業代は支払われません。過去には残業時間を少なくする意識がどうしても低下するため、残業が増える傾向が見受けられました。最近はフレックス制度の導入も進んだ結果、そのようなことは少なくなっており、残業をしてもしなくても給料に変化がないため、残業時間を0にするCRA(臨床開発モニター)が増えているようです。逆に残業代が全額支払われる給与形態のCROは残業をすることで収入を増やせるため、積極的に残業をして収入を増やすCRA(臨床開発モニター)が見受けられるようになっています。
現役CRAの転職アドバイス5
過去には出張時の移動時間が残業代に含まれるCROも存在していましたが、現在ではそのような制度があるCROはありません。

2近いうちに結婚の予定がある方

実は産休・育休明けの働き方は大きく2つに分けられます。一つはCRA(臨床開発モニター)ではなくサポート業務や品質管理などの間接部門へ移動して仕事を続けるパターン。もう一つはCRA(臨床開発モニター)として働き続けるパターンです。それぞれにメリットとデメリットがあります。以下に両者の違いを以下に表としてまとめました。

サポート・間接業務とCRAの主な違い

サポート・間接業務 CRA
育児と仕事の両立が容易である。 メリット 給与を維持できるうえに、キャリアが断絶しないため将来的に管理職を目指せる。
給与が大きく下がるうえに、キャリアが断絶してしまう。
ポジションに空きがない場合がある。
デメリット 育児と仕事の両立が容易ではなく、家族のサポートがあったり、ご自身が効率的に仕事をこなせる能力を習得していたりする必要がある。
キャリアよりもプライベートを重視したい方に多く、仕事に復帰して数年後、もしくは二人目を出産した後に退職を選ぶ場合が多い。 傾向 プライベートよりもキャリアと収入を重視したい方に多く、将来的には管理職になる方が多い。

このように時短制度や在宅勤務制度を整えていることや、育休・産休を取得できることが当たり前となった現在でも育休・産休後の働き方は大きく2つに分けられます。

しかし両方を選べるCROは少なく、多くのCROはどちらか一方に偏っている場合が多いです。そのため、育休・産休後はサポート・間接部門で働き続けたいと考えていても、所属している会社ではCRA(臨床開発モニター)として働き続けることが強く求められている環境である場合は、早めに希望の働き方が可能なCROへ転職する必要があります。もちろん、逆の場合も同様です。

なお、育休・産休を目的に転職する場合は、育休・産休を取得できるのは入社後1年以上の社員と労使協定で定めている企業が多いです。従って、最低でも取得する1年前までには転職することが必須となります。

転職の注意点

  • 育休後のライフプランに合ったCROを選択する

現役CRAの転職アドバイス6
昔は産休・育休があると聞いて入社したにも関わらず、実際はとても取れる雰囲気じゃなかったという声をしばしば耳にしましたが、最近では産休・育休を取れないCROは非常に少なく、ほとんどのCROで産休・育休を容易に取得できる雰囲気が作られていることが多いです。

質問CRA経験者からよくある質問

どうすればスムーズに転職活動を進められるのでしょうか?
Q1
転職活動は働きながら活動するほうが良い?それとも退職を決めてからのほうが良い?
A1
現在の仕事を続けながら転職活動をするほうが良いと言えます。なぜなら、転職活動が上手くいかなかった場合に現在の会社に残るという選択肢があるからです。退職が決まっていると、良い条件の会社を選ぶつもりで転職活動を始めたにも関わらず、不採用や希望する条件を下回る条件提示が続くと焦ってしまい、転職をする目的が「就職すること」に変わってしまいます。その結果、転職前よりも労働条件が悪くなり、転職をしないほうが良かったということになりかねません。実際に多くのCRA(臨床開発モニター)は在職中に転職活動をしています。
Q2
今は仕事が忙しすぎて転職活動をする時間が確保できません。
A2
複数のプロジェクトを抱えるCRA(臨床開発モニター)や、管理職は日常の業務に追われてしまい、なかなか転職活動の時間を確保できない方が多いようです。その場合は転職活動を行う時期を現在のプロジェクトが落ち着いたり、マネジメントの業務量が減るまで待つほうが好ましいです。なぜなら、転職活動は自分が新たに働く先を選ぶ作業であり、仕事以外で余計な体力や精神力が必要とされるからです。日常の仕事で一杯の状態では転職活動に使うエネルギーが残っていないことが多く、結果として仕事が忙しすぎて面接のスケジュール調整が上手くいかなかったり、準備する時間が少なくきちんとアピールできなかったりして、良い条件を勝ち取れない可能性が高くなり、転職活動に失敗する可能性が高くなります。
Q3
今も将来も仕事が忙しすぎて転職活動をする時間が確保できません。
A3
プロジェクトが落ち着いたり、マネジメントの業務量が減る状況がいつまで待っても期待できない場合があります。その場合は、現在の仕事に影響が出ないように、転職活動を少しづつ進めていくことを心がけましょう。コツとしては複数の行動を同時に行うことを避けることが大切です。応募書類を作成しながら応募先を選んだり、A社の面接準備をしながらB社の筆記試験を受けるのではなく、一つ一つ準備を進めていくことが重要です。その結果、転職活動にかかる期間は長くなりますが、自分のペースに合わせて無理のない転職活動を行うことが可能になるため、結果として転職活動に成功する可能性が高くなります。
Q4
同時に何社ぐらい応募すれば良いでしょうか?
A4
約7割のCRA(臨床開発モニター)は同時に複数の会社へ応募しています。残りの3割は1社ずつ応募しています。同時に何社ぐらい応募すれば良いかは、応募者の経歴や状況によって異なります。例えば年収をアップさせたい人は年収を比較したい気持ちが強いため、2〜3社へ同時に応募する人が多いです。自分の経歴に自信がない人は内定の獲得を優先するため、多くの会社へ同時に応募する人が多いです。それ対して、キャリアップや働きやすい環境を求めて転職する方は転職したい会社が事前に決まっていることが多いため、応募する会社の数は少なくなる傾向があります。応募する会社が増えるほど、転職活動にかかる時間も増えるため、ご自身の状況や経歴と相談して、同時に何社ぐらい応募すべきかを決めると良いでしょう。
Q5
いつ面接へ行けば良いのでしょうか?
A5
現在の仕事を続けながら転職活動を行う場合、いつ面接へ行けば良いのでしょうか。約半数のCRA(臨床開発モニター)は有給を取得して面接へ行かれており、残りの半数がフレックス制度を上手に利用したり、代休を取得して面接へ行かれているようです。いずれにしても、CRA(臨床開発モニター)の仕事の性質上、面接の日時が前もって分かれば、日程を調整できることが多いため、余裕をもって面接日時の調整を行うように注意すれば、仕事をしながら面接へ行くことは可能なようです。
Q6
応募書類を作成するときに気をつけることは何でしょうか?
A6
臨床開発以外の経歴を職務経歴書へ詳しく記載することは避けましょう。新卒でCRA(臨床開発モニター)になった方を除けば、過去に病院や調剤薬局・検査会社・CSO・製薬メーカーなどでCRA(臨床開発モニター)以外の経験を積んでいる方がほとんどです。そのため、過去に使用した職務経歴書に現在の経歴をそのまま付け加えると、臨床開発以外の経歴について詳しく書かれている職務経歴書になってしまう場合があります。過去に作成した文章を削ることをもったいないと思わずに、過去に病院やCSO・製薬メーカーなどで経験した臨床開発以外の経歴については最小限の記載に留めるように、修正をしておきましょう。
Q7
面接で気をつけることは何でしょうか?
A7
過去の臨床開発の実績について数字などを含めて具体的に話せるようにしておくのはもちろんですが、「なぜ貴社で働きたいか」「将来どのような仕事をしたいか」の2点についてきちんと話せるようにまとめておきましょう。いくら売り手市場とは言え、「なぜ貴社で働きたいか」について、きちんと説明できない応募者に対して、企業が内定を出すことは少ないです。また、「将来、グローバルスタディやオンコロジー領域を経験したい」「マネジメント業務を経験したい」「残業が少ない環境で働きたい」という転職の目的を、面接できちんと伝えておくことによって、転職後のミスマッチを事前に防ぐことができます。
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