CRA(臨床開発モニター)の離職率

CRA(臨床開発モニター)の離職率

CRA(臨床開発モニター)へ転職するときに気になるのがズバリ「離職率」です。特にCRA(臨床開発モニター)未経験者にとっては、初めての業界なので慎重になりますよね。

「よく募集しているのを見るんだけど離職率が高いから?」「出張が多いようだけどCRA(臨床開発モニター)は長く働ける?」「実際にCRA(臨床開発モニター)の方に話を聞いてみたいけど、周りにいないから分からない」「インターネットで調べてみるとCRA(臨床開発モニター)出入りは激しいと書いてあったけど本当なの?」など

あなたの不安を少しでも減らすために、CRA(臨床開発モニター)の離職率について色々と調べました。転職活動の参考にしていただければ幸いです。

退職申し出CRA(臨床開発モニター)の離職率

離職率は一番気になりますよね。実際はどうなんでしょうか?

CRA(臨床開発モニター)の離職率の全国平均は10%前後と推測される。近年は労働環境が整備され、離職率は大手企業を中心に一桁台へと推移している。

CRA(臨床開発モニター)の離職率

CRA(臨床開発モニター)の離職率について、きちんとした統計資料はありません。色々な資料から総合的に判断すると、全国平均の離職率は10%前後で推移していると推測されます。

近年は臨床開発業界の成熟化にともない、福利厚生が充実するなどの労働環境が整備され、離職率はさらに低下傾向にあるようです。

離職率が10%未満の会社が増加していたり、育児休業中の社員の比率が10%以上という会社も出てきていることなどから、CRA(臨床開発モニター)の労働環境は年を追うごとに働きやすくなっていると言えます。今後は一桁の離職率が当たり前になりそうです。

治験コーディネーター(CRC)の離職率はこちら
CRCの離職率

CRA(臨床開発モニター)の離職率は高い?

CRA(臨床開発モニター)の離職率が高いのにはいくつか理由があります。

CHECK離職率が高くなる主な理由

  • 採用が都市部でのみ行われる
  • 女性比率が高い
  • CRA経験者に対する引き抜きが多い など

一つ目の理由は「CRA(臨床開発モニター)の採用は都市部でのみ行われる」からです。CRA(臨床開発モニター)の採用が行われるのは主に都市部に限られ、地方で求人が発生することはありません。

一般的に都市部は地方と比較して社員の流動性が高いと言われており、採用の9割が都市部で行われているCRA(臨床開発モニター)は、どうしても離職率が高くなりやすくなります。

CRA(臨床開発モニター)の離職率は高い? 二つ目の理由は「女性比率が高い」からです。CRA(臨床開発モニター)の半数以上は女性です。特にCRA(臨床開発モニター)の中途採用の場合は年齢層が20代に偏る傾向があり、その結果として転職して数年以内に、結婚や出産などで退職してしまう人が増えることになります。

三つ目の理由は「CRA(臨床開発モニター)経験者に対する引き抜きが多い」からです。CRA(臨床開発モニター)経験者の転職は売り手市場となっており、優秀なCRA(臨床開発モニター)は他の製薬会社・CROから「うちに来ませんか?」「弊社を手伝って欲しい」と声をかけられることも多くなります。

そのため、給与アップや労働環境の好転を求めて同業他社へ転職される方が非常に多く見られます。

CRA(臨床開発モニター)の主な退職理由

次にCRA(臨床開発モニター)の主な退職理由を見てみましょう。

CRAの退職理由

※50名のCRAばんくのクチコミ・アンケート調査データをもとに作成(調査期間:2015年4月~2023年12月、有効回答数:N=50)。 ※複数回答可

退職理由の半数以上を「良い条件の製薬会社・CROへ転職」が占めています。このデータからCRA(臨床開発モニター)経験者の転職が、いかに売り手市場であるかが分かります。

また、労働環境が改善した現在でも、退職理由の20%以上が「結婚、出産、配偶者の転勤」となっています。CRA(臨床開発モニター)は出張が避けられません。

そのため、育児をしながら仕事を続けるためには、会社や周囲のサポートが必要になります。そのような環境が整っていないと「頑張ってみたけど無理だった」と感じ、退職を選ばざるを得なくなるようです。

残業や出張が多いことを理由にあげられる方はわずか6%へと減っており、労働環境が以前に比べて大きく改善されていることが分かります。他の理由にはCRA(臨床開発モニター)の業務は覚えることも多く、高度な専門性が求められるため「仕事についていけなかった」という声も聞かれました。

CRA(臨床開発モニター)の離職率についての誤解

CRA(臨床開発モニター)の離職率の誤解

CRA(臨床開発モニター)は「出張や残業が多く、仕事が大変だから離職率が高い」と思われている方が多いようですが、大手企業を中心に労働環境が改善された現在では、出張や残業が原因による退職は非常に少なくなっています。

CRA(臨床開発モニター)の離職率が高い理由は「CRA(臨床開発モニター)経験者の転職市場が売り手市場になっているから」です。CRA(臨床開発モニター)として優秀な結果を出していると、すぐに製薬会社・CROから誘いの声がかかります。

CRA(臨床開発モニター)は転職すると給与が高くなることも多く、転職がしやすいことが、CRA(臨床開発モニター)の離職率を高めていると言えるでしょう。各社、就業規則などで、CRA(臨床開発モニター)経験者の引き抜きを防ごうとしていますが、効果はあがっていないようです。

また、CRA(臨床開発モニター)の半数以上は女性です。出産後にCRA(臨床開発モニター)として戻る方もいらっしゃいますが、間接部門の事務職へ異動になることも多いです。

その場合は、給与が大きく下がることになるため、一旦、離職という選択を選ぶ方も多いようです。出産後の離職については、男性にはあまり関係のない部分ですので、「CRA(臨床開発モニター)は離職率が高いなあ」と誤解しないように注意したいです。

離職率を知るベストな方法は、面接で担当者に直接会って色々と話を聞いたうえで、面接官や会社の雰囲気などの情報を中心に総合的に判断することであると言えます。

離職に関連する質問と回答

Q
CRAの辛いこと、大変なことはなんでしょうか。
A
CROでモニターをしていますが、試験立ち上げ時のIRBの締め切りが最も辛く感じます。

質問者さんはご存知ないかもしれませんがIRBという治験が安全に実施できるかを審査するための委員会が月に1回開催されます。治験を開始するためには多くの提出書類についてIRBの審査を受けて承認をもらう必要があるのですが、各開催に締め切り日が設定されており、間に合わないと次の審査は1ヶ月後になってしまいます。CRAとしては試験のスケジュールが予定よりも遅れることは避けなければなりませんから、IRBの締め切り日までに必要な書類を必ず揃えておく必要があります。

提出書類はプロトコルや治験薬概要書、同意説明文書など多数あり内容も複雑です、必要な書類も試験ごとに異なります。提出書類は事前に依頼者だけでなく治験責任医師やCRCなどにも大丈夫かを確認してもらうのですが、こちらの予定通りに確認してもらえないことがあります。特に治験責任医師は忙しい人が多く、確認するように催促しても音沙汰がないにもかかわらず、締め切りはどんどん迫ってくるときはかなり焦ります。

CRAの残業が最も増えるのはこの時期で、とにかく時間が足りないことが多いです。最近はグローバル試験や複数のプロトコルを1つの施設で同時に行うことも増えており忙しさに拍車がかかっています。IRBは各病院で開催されますから、4つの施設で新たに試験を行う場合はIRBの審査も4回あることになります。

業務量が多いため、会社によってはスタートアップだけをサポートする専門の部隊をもっているところもあるようです。この忙しい時期は1~3ヶ月ほど続くのですが、この時期は休日や深夜出勤が避けられないことも普通にあり、1ヶ月の残業時間が50~60時間になることも珍しくありません。

慣れればスケジュールが読め少し楽になるのですが、それでもIRBの締め切りが迫っているにも関わらず、書類の承認が追いついていないときは精神的にも体力的にも追いつめられてとても辛いです。CRAの仕事がきつくて辞めたいと感じるのは、この立ち上げが続いて人間が壊れてしまうときが最も多いと思います。
Q
CRA(臨床開発モニター)の仕事が忙しい時はいつになるのでしょうか?
A
治験実施施設の選定から、IRB(治験審査委員会)での治験実施の審議、キックオフミーティングなど、試験立ち上げ時は短期間に実施すべき事項が多いため、CRA(臨床開発モニター)は、連日出張が続いたりして忙しくなります。

またSAE(重篤な有害事象)発生時にも、医師が作成するSAE報告書作成のサポートや、報告書の医療機関での審議、治験依頼者を通じての当局への報告など、行政の通知で期限が決められている報告への対応は、時間的猶予があまりありませんので、残業してでも報告書の提出期限を守らなければなりません。

上記以外にも、治験実施計画書を遵守していない事項(逸脱)が発生した場合、逸脱の発生原因を可能な限り特定し、再発防止策を検討して実行しなければなりませんので、一時的に忙しくなります。

また、症例エントリーが一気に進むと、直接閲覧による適格性の確認などが増えます。この場合も、CRA(臨床開発モニター)は連日、出張となるでしょう。
Q
CRA(臨床開発モニター)の休日の電話対応の頻度について
A
まず休日に電話がかかってきてしまう要因として、臨床開発モニター(CRA)が休日である土曜日も医療機関は稼働しているということがあげられます。

例えば候補となる被験者が土曜日に来院していて治験にエントリーできそうだが、数年前に受けた手術歴が被験者の除外基準に抵触するかどうか判断が悩ましいというような場合、治験コーディネーター(CRC)はつながらないことも想定しつつ、担当のCRAに連絡するでしょう。

もちろん、後になってその手術歴をもつ被験者はエントリーすべきではなかったというようなトラブルを回避するためです。

あとは重篤な有害事象(SAE)対応です。短期間に規制当局や治験審査委員会(IRB)への報告が求められますので、どうしても急な対応になります。有害事象名と重篤と判断した理由などの一部の限られた情報は知り得てから直ちに依頼者に伝達する手順になっていることも多いと思いますので、休日でも連絡があることがあります。

ただしいずれも頻度はそれほど頻繁なわけではなく、会社によって緊急連絡先をリーダーに集約している場合もありますので、必要以上に気にすることはないと思います。
Q
CRA(臨床開発モニター)の悩みって何でしょうか?
A
CRA(臨床開発モニター)の悩みとしては、新薬開発プロジェクトの全体像が見えづらくなることが挙げられます。基本的にCRA(臨床開発モニター)が担当するのは個々の臨床試験で、長いものだと2~3年の長期にわたります。

そのため、日々のモニター業務に注力していると、自分の業務の全体像が見えずに、マンネリ化してしまいます。10年を超えることもある新薬開発プロジェクトの全体像を意識することが少なくなり、忙しいのにもかかわらず、自分の業務の意義を見いだせなくなるかもしれません。

そんないわゆる「木を見て森を見ず」の状態にならないためには、ときおり臨床試験開始から承認申請までの新薬開発プロジェクト全体のスケジュールを思い出してみること、開発戦略を考える立場からプロジェクトをながめてみることが大切です。
Q
CRAの仕事についていけないという理由で退職された方はいらっしゃいますでしょうか。
A
看護師からCRAへ転職しましたが、研修中に退職しました。理由は周りの人ができる人ばかりで、この仕事を続けていける自信を無くしたからです。

私は偏差値50以下です。周りは60以上の人ばかりで院卒の方もたくさんいます。早、研修中に私にはこの仕事は無理だと研修に悟りました。覚えていくスピードや日常会話が違いすぎます。無理なものは無理です。

現在は看護師に戻って楽しく仕事をしています。
Q
アサインされない場合は転職したほうが良いでしょうか。
A
プロジェクトを受注できない会社にこのまま勤められていても、どうかなと思います。アサインされず、CRAとしての経験が積めないと感じていらっしゃるのなら、転職した方が良いと思います。CRA認定は取得されているとのことですので、入社してからの1年間で、CRAの知識は習得していることやサポートとして学んだことなどを面接でしっかりアピールできれば、転職は可能だと思います。
Q
CRAとしてアサインされません
A
多くの同じ境遇の方からご相談をいただいておりますが、ご状況を考慮させていただきますと、残念ながら現状に耐えるという選択肢がベストである可能性が高いです。景気が悪いときの最も一般的な考え方でもあります。

現状に耐えれなくなった場合は、否が応でも他の選択肢を検討せざるを得なくなりますので、他の選択肢を検討するのは、それからでも遅くありません。

ちなみに、他の選択肢を選んだ場合、「CRAとしての職歴がないこと、コロナ禍で採用枠が減っていること」から、現在の職種を続けることは難しい可能性が高いです。

薬剤師薬剤師の離職率との比較

薬剤師はパートで働く人が多いので離職率が高くなります。

薬剤師とCRA(臨床開発モニター)の離職率にそれほどの差は見られないが、近年はCRA(臨床開発モニタ)のほうが離職率は低くなりつつあると推測される。

薬剤師出身CRAの離職率

薬剤師とCRA(臨床開発モニター)の離職率を比較してみましょう。

薬剤師の離職率を調べた正確なデータはありませんが、およそ10~20%と高めで推移していると思われます。なぜなら、薬剤師の半数以上を女性が占めるからです。女性の薬剤師は出産育児のタイミングで離職する方が多いため、薬剤師の離職率は全体的に高くなる傾向があります。

また、薬剤師の離職率はどこで働くかによって大きく異なります。最も離職率が高いのはドラッグストアで、高給と聞いて入ったけれども、レジ打ちや品物の整理など薬と全く関係のない仕事が多く、不規則な勤務もあって離職される方が多いようです。また、病院で働く薬剤師も、あまり給与が高くないこともあり、定着性が良いとは言えません。

調剤薬局の薬剤師の離職率は13~15%前後で推移しているようです。内訳は正社員の薬剤師の離職率は約9%前後、パートやアルバイト雇用の薬剤師の離職率は21%前後となっています。その中でも多くの店舗を展開している調剤薬局の離職率は15%を超えており、高くなっていると言えます。

薬剤師の主な退職理由

次に薬剤師の主な退職理由を見てみましょう。

薬剤師の退職理由

※50名のCRAばんくのクチコミ・アンケート調査データをもとに作成(調査期間:2015年4月~2023年12月、有効回答数:N=50)。 ※複数回答可

薬剤師は結婚や出産で退職して、数年後にパート雇用で戻る方が多いため、結婚や出産育児による退職が1位となっています。正社員として働き続ける薬剤師は少数のようです。

また、薬剤師の転職は売り手市場が続いているため、特にパート雇用で働く場合は仕事内容や労働時間、休日等に不満があり、転職を繰り返す方が見られます。

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薬剤師のCRAの求人募集

MRMRの離職率との比較

MRは女性が長く働くには厳しい職場が多いようです。。

女性については、MRよりもCRA(臨床開発モニター)のほうが離職率が低い。

MR出身CRAの離職率

MRとCRA(臨床開発モニター)の離職率を比較してみましょう。

MRの離職率は会社によって5~25%と大きく異なっていることが特徴です。大手の内資系企業の離職率は低いところが多いのに対して、一部の外資系企業では離職率が20%を超えているところもあるようです。

また、女性のMRは30歳を超えて働くことは難しい場合が多く、長期的に就業するには厳しい環境であると言えます。

MRの主な退職理由

次にMRの主な退職理由を見てみましょう。

MRの退職理由

※50名のCRAばんくのクチコミ・アンケート調査データをもとに作成(調査期間:2015年4月~2023年12月、有効回答数:N=50)。 ※複数回答可

精神的に辛いことを理由に退職されるMRが最も多いようです。MRは医療業界では立場が極めて弱く、下僕のように扱われていると感じているMRの方が見られました。

他にも会社の利益のために売上を強要されることへのジレンマを抱えていたり、1000社以上の製薬会社の競争の中で成果が出せないため厳しい立場におかれている方も見られました。精神的に強いなどのMRへの適性がない方は、仕事を続けることは難しいようです。

また、他の職種と比較して、2~3年ごとに知らない土地へ行く転勤があったり、セクハラなど男尊女卑の文化が残っていたりして、女性が長期的に働きにくいという声も多く聞かれました。

そのため、女性は結婚後に退職する率が高く、30歳を超えた女性がいない職場もあるなど、MRは男性よりも女性の離職率が高くなっているようです。

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看護師看護師の離職率との比較

看護師というと離職率が高いイメージがあります。

看護師よりもCRA(臨床開発モニター)のほうが離職率が低い。

看護師出身CRAの離職率

看護師とCRA(臨床開発モニター)の離職率を比較してみましょう。

看護師の離職率は日本看護協会のデータを見ると全国平均10~12%で推移しているようです。東京や大阪などの都心部の離職率が14~15%前後と高いのに対し、地方の離職率は7~9%と地域により差があるようです。

また、病院種類別では日赤や市民病院は離職率が低く9%前後、大学病院が12%なのに対し、医療法人や個人病院は15%~20%と離職率が高くなっています。患者に対する看護のゆとりが持ちやすい7:1看護比率の病院の離職率も低いようです。

看護師の主な退職理由

次に看護師の主な退職理由を見てみましょう。

看護師の退職理由

都立病院看護職員退職アンケート結果より出典 ※複数回答可

看護師の離職率は病院の種類と地域による差が大きいと推測されます。

病院は夜勤があり、勤務時間や勤務曜日が不規則です。残業が多い病院も多く、疲れきっている看護師さんが多く見られます。夜勤に慣れることができない看護師は、訪問看護やクリニックへ転職されるようです。

達成感を感じなくなった看護師は新たなキャリアを求め病院ではなく、CRA(臨床開発モニター)への転職を考える方もいらっしゃるようです。反面、給与に対する不満はあまり聞かれません。

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臨床検査技師臨床検査技師の離職率との比較

臨床検査技師の離職率のデータは少ないです。

大きな病院の正職員を除くと、臨床検査技師よりもCRA(臨床開発モニター)のほうが離職率が低い。

臨床検査技師出身CRAの離職率

臨床検査技師とCRA(臨床開発モニター)の離職率を比較してみます。

大学病院などの大手総合病院の正職員の離職率は3~5%と低く、大手総合病院の契約社員、個人が経営している総合病院やクリニック、健診センター、検査センターの臨床検査技師の離職率は10~20%と高いようです。

大学病院などの大手総合病院の正職員の中途採用の求人数は非常に少なく、中途で転職することは非常に難しいようです。心エコーや腹部エコーの経験を積むために病院を転々としている臨床検査技師も見られます。

臨床検査技師の主な退職理由

次に臨床検査技師の主な退職理由を見てみましょう。

臨床検査技師の退職理由

※50名のCRAばんくのクチコミ・アンケート調査データをもとに作成(調査期間:2015年4月~2023年12月、有効回答数:N=50)。 ※複数回答可

臨床検査技師の離職理由は職種による差が大きいと言えます。

例えば、検査センター(ラボ)で働く臨床検査技師は「夜勤が多い」「休日が少ない」「転勤がある」などが主な退職理由です。夜勤がある検査センター(ラボ)の場合は育児と仕事の両立が難しく、出産をきっかけに退職される方が多いようです。また、朝から晩まで誰とも会話をすることがない業務内容に不満を持つ、臨床検査技師の方もいらっしゃるようです。

その他には個人経営の総合病院やクリニックの臨床検査技師は、細かい雑用ばかりで臨床検査技師としての仕事をさせてもらえないなどの、仕事内容に不満をお持ちの方が多いようです。他には給与や休日などの労働条件が悪いことを理由に転職される方も多いようです。

また、健診センターで働く臨床検査技師は業務が単調、健診バスの出発時間が早いなどが主な転職理由です。センター内での勤務が中心の臨床検査技師は比較的離職率が低いようです。

大学病院などの大きな病院で契約社員として働く臨床検査技師は、雇用の不安定さや給与が低いこと、正社員との待遇格差などに不満があるようです。反面、大学病院などの大きな病院で正社員として働く臨床検査技師は福利厚生面なども充実しており、出産後も働く方が多く、不満の声はほとんど聞かれませんでした。

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