薬剤師がCRA(臨床開発モニター)に転職する際の注意点を、3つのステップに分けて詳しく解説します。
薬剤師は比較的、CRA(臨床開発モニター)へ転職しやすいと言われていますが、同じ薬剤師であっても勤務先が病院と調剤薬局では気をつけるべき点が異なります。
この記事では、仕事内容を理解する、薬局薬剤師と病院薬剤師それぞれの有利な点、生かせるスキルを応募書類に記載する、面接の準備、退職手続きなど、薬剤師がCRA(臨床開発モニター)に転職するために必要な情報をお伝えします。薬剤師の方々は、この記事を参考にして、CRA(臨床開発モニター)への転職活動を成功させましょう。
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薬局薬剤師と病院薬剤師の比較一覧表
| 薬局薬剤師 | 病院薬剤師 | |
| △ | 病院組織の理解 | ◎ |
| ○ | 薬剤や疾患の知識 | ◎ |
| ○ | コミュニケーション力 | ◎ |
| ◎ | 倫理観 | ◎ |
| ○ | 英語力 | ○ |
| ◎ | 知識習得力 | ◎ |
| ✕ | 治験 | △ |
| ○ | 経営スキル | ✕ |
調剤薬局の薬剤師がCRAへ転職する際の注意点

調剤薬局の薬剤師がCRA(臨床開発モニター)に転職する場合、病院の薬剤師に比べて不利になることが多いです。その理由は、CRA(臨床開発モニター)の仕事を円滑に進めるためには、病院の組織を理解している必要があるからです。
しかし、調剤薬局の薬剤師であっても、適切な準備を行えばCRA(臨床開発モニター)への転職は十分に可能です。
この記事では、調剤薬局の薬剤師がCRA(臨床開発モニター)へ転職する際に重要となる、「CRA(臨床開発モニター)の業務内容の理解」「CRA(臨床開発モニター)の選考に通過するための応募書類の作成」「CRA(臨床開発モニター)の内定をもらうための面接対策」の3つについて解説します。

CRA(臨床開発モニター)の仕事内容を理解する
まずは、CRA(臨床開発モニター)の仕事内容をしっかりと理解できるようになるまで調べよう。

調剤薬局の薬剤師とCRA(臨床開発モニター)では、仕事の内容や職場の環境が大きく異なります。
調剤薬局の薬剤師は処方箋に基づいて調剤業務を行い、患者様に対して服薬指導を行っています。一方で、CRA(臨床開発モニター)は調剤業務は行わず、患者様と直接接することもありません。
また、調剤薬局の薬剤師は小規模な店舗で働くことが多いのに対して、CRA(臨床開発モニター)は大規模なオフィスビルで働き、月に数回ほど全国の医療機関を訪問します。
このように、調剤薬局とCRA(臨床開発モニター)では業務内容や職場環境が大きく異なるため、調剤薬局の薬剤師がCRA(臨床開発モニター)の仕事内容を理解するには時間がかかることが多いです。
CRA(臨床開発モニター)の選考では、仕事内容の理解度が合否を大きく左右します。そのため、調剤薬局の薬剤師がまず取り組むべきことは、CRA(臨床開発モニター)の仕事内容をしっかりと理解することです。
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CRAと調剤薬局の主な違い
| C R A | 調剤薬局の薬剤師 | |
| オフィス(多くは高層ビル、フロアは広い)、自宅(在宅勤務) | 働く場所 | 薬局(一つ一つの薬局は小さい) |
| 新薬の臨床試験がきちんと行われているかをチェックする | 仕事内容 | 主に調剤業務、服薬指導、薬歴管理の3つ |
| 多い(全国) | 出張 | ない |
| グローバルプロジェクトを担当したり、外資系に勤めると英語の使用頻度は高くなる。管理職レベルになると英語が話せて当然と言った雰囲気 | 英語の使用頻度 | 高くない |
| 東京と大阪に集中している | 勤務地 | 全国 |
| ない | 患者様と直接接する機会 | ある |
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CRA(臨床開発モニター)として生かせるスキルを応募書類に記載する
調剤薬局の薬剤師は応募書類の作成が苦手な方が多い。


CRA(臨床開発モニター)の仕事内容が理解できた後は、応募書類を作成する必要があります。
しかし、調剤薬局の薬剤師の中には、応募書類の作成に苦手意識を持つ方が多いです。なぜなら、上記でも述べたように、調剤薬局とCRA(臨床開発モニター)の仕事内容が大きく異なるため、何をアピールすれば良いのかが分からなくなることが多いからです。
CRA(臨床開発モニター)の仕事内容を理解できると、調剤薬局での調剤業務経験や接客経験はアピールポイントとしては弱いことに気づくでしょう。その結果、応募書類で何をアピールすれば良いのかが分からなくなったり、自信を失ったりする方もいらっしゃいます。
しかし、心配する必要はありません。視野を少し広げて、冷静に状況を理解できれば、調剤薬局の薬剤師でもアピールできる要素が多くあることに気づくはずです。以下では、調剤薬局の薬剤師がCRA(臨床開発モニター)の選考でアピールできるポイントをご紹介します。
調剤薬局の薬剤師がアピールできる経験や知識
- 薬剤や疾患の知識

薬剤や疾患の知識をアピールできると思っている調剤薬局の薬剤師は少ないようです。その理由は、「病院の薬剤師ほどの知識はない」「優秀な学校を卒業していない」と考えている薬剤師が多いからです。
しかし、その考えは誤りです。なぜなら、CRA(臨床開発モニター)の応募者の中で病院薬剤師の割合はわずか数パーセント程度に過ぎず、大多数はMRや看護師、臨床検査技師、CRC(治験コーディネーター)であるからです。
したがって、学生時代と調剤薬局での経験を通じて習得した薬の作用機序・毒性・ADME・相互作用・薬物動態などの医学・薬学の知識は、他の応募者に比べて優れている場合がほとんどです。CRA(臨床開発モニター)の選考では、プロトコルや治験薬概要書を理解する際に専門的な薬の知識が求められるため、薬剤や疾患に関する知識は強力なアピールポイントになります。
- 英語力

調剤薬局の業務では、英語を使用する機会はそれほど多くありません。そのため、英語力に自信を持つ薬剤師は少ないようです。
しかし、実際のCRA(臨床開発モニター)の選考では、薬剤師は英語力を強みとしてアピールできることが多いです。なぜなら、他の主な応募者であるMRや看護師、臨床検査技師などは、薬剤師に比べて英語力が劣る傾向にあるためです。
薬剤師は大学受験の際に、平均以上の英語力が必要とされることが多いです。また、卒業論文を作成する際には、海外の論文に目を通していた経験をお持ちの方も多いです。そのため、高い英語力はなくても、しっかりとした基礎力が身についている方が多いです。その基礎力は、CRA(臨床開発モニター)の選考では十分なアピール材料になります。
- コミュニケーション力

調剤薬局の薬剤師は、コミュニケーション力をアピールする際に注意が必要です。なぜなら、CRA(臨床開発モニター)へ応募する際に、多くの調剤薬局の薬剤師が「患者様との接客スキル」をアピールする傾向がありますが、CRA(臨床開発モニター)は患者様と直接接する機会がないため、このアピールポイントは弱いからです。
したがって、患者様とのコミュニケーション力ではなく、医師や他の薬剤師などとのコミュニケーション力をアピールすることが重要です。例えば、医師からの処方箋に関する問い合わせや、他の薬剤師との情報共有について具体的に説明するとよいでしょう。また、CRA(臨床開発モニター)としては直接接する機会がない患者様の気持ちを理解していることも、合わせて伝えるとよいでしょう。
- 知識習得力

CRA(臨床開発モニター)の仕事は、ICHによる規制変更、計画書や手順書の改訂、新たな副作用情報の把握など、常に新しい知識や情報を得る必要があります。
薬剤師は学生時代から社会人になった後も、医薬品や医療の最新動向について学び続けている方が多いです。CRA(臨床開発モニター)へ転職したとしても、その継続して学ぶ習慣は必要とされます。
- 倫理観

調剤薬局の薬剤師は、医療法や薬剤師法の医療提供の理念に基づき、良質かつ適切な医療を提供することを心がけている方が多いです。
CRA(臨床開発モニター)として臨床開発を進める際にも、GCPを遵守する姿勢は非常に大切です。そのため、調剤薬局の勤務で身につけた倫理観や法令遵守の意識は、CRA(臨床開発モニター)への転職後も大いに役立つでしょう。
- 経営スキル

多くの調剤薬局は会社として運営されており、利益追求を目的としています。そのため、調剤薬局で働く薬剤師には、競合する薬局に対して優位に立ち、売上を伸ばすことを求められます。
具体的には、調剤薬局の薬剤師には、顧客のニーズを把握して競合する薬局との差別化を図るためのマーケティング力や、医療機関や患者様との良好な関係を構築して多くの処方箋を獲得する営業力、予算を達成するために効率的に業務を行う損益管理力などの経営スキルが必要です。
調剤薬局で培ったこれらの経営スキルは、会社として運営されているCROで働く際に強みとなります。
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CRA(臨床開発モニター)の面接に備える

応募書類を完成させた後、次のステップはCRA(臨床開発モニター)の面接に合格し、内定をもらうことです。しかし、調剤薬局の薬剤師の中には、CRA(臨床開発モニター)の面接に自信がない方も少なくありません。
その理由は、面接で重要視される要素が、調剤薬局の薬剤師とCRA(臨床開発モニター)の面接では異なるためです。そのため、十分な準備をせずにCRA(臨床開発モニター)の面接を受けてしまうと、内定をもらえない可能性が高くなります。
しかし、心配はいりません。逆に言えば、CRA(臨床開発モニター)の面接で重視される要素をしっかりと理解した上で面接を受ければ、調剤薬局の薬剤師であってもCRA(臨床開発モニター)として内定をもらえる可能性は高くなります。
以下では、CRA(臨床開発モニター)の面接に合格するために、調剤薬局の薬剤師が心掛けるべきことを解説します。
調剤薬局の薬剤師の面接の準備 《その1》
CRAの面接では、親切でやさしい話し方は必要ではないことを理解しよう。
調剤薬局の薬剤師は、日常業務で薬を受け取りに訪れる患者様に対応します。そのため、患者様からは親しみやすく丁寧なコミュニケーションが求められることが多いです。
しかし、CRA(臨床開発モニター)は、日常業務で主に治験担当医師や治験コーディネーター(CRC)とやり取りを行います。そのため、親しみやすさよりも敬語を使って失礼のない対応ができること、丁寧さよりも短時間で簡潔に要点を伝えられる能力が重視されます。
調剤薬局の薬剤師が日常業務の延長線上でCRA(臨床開発モニター)の面接を受けると、面接官からCRA(臨床開発モニター)として活躍できるコミュニケーション力が不足していると評価される可能性が高くなります。そのため、面接では以下のことを心がけましょう。
調剤薬局の薬剤師の面接の心構え 《その1》
- 少し早口で話す
- 回りくどい表現は避け、結論から述べる
- 簡潔に述べる
- 適切な敬語をしっかりと使う
- 専門用語を交える
調剤薬局の薬剤師の面接の準備 《その2》
自分の主張をしっかりと伝えることができる力強さをアピールしよう。
親切でやさしい話し方が不要であることを理解しただけでは、CRA(臨床開発モニター)の面接で求められるすべてを理解したことにはなりません。次に重要なのは、面接官に対してどのような印象を与えるかです。
調剤薬局の薬剤師は、「やさしそう」「誠実そう」などの印象を与える方が多いです。しかし、CRA(臨床開発モニター)の面接では、「状況に応じて自分の意見をしっかりと伝えることができる力強さ」「CRA(臨床開発モニター)になりたいという執念に近い意欲」などが求められることが多いです。
したがって、調剤薬局の薬剤師の面接の準備《その1》に加えて、以下のことを心がけましょう。
調剤薬局の薬剤師の面接の心構え 《その2》
- 話し方に力強さがある
- 声がお腹から出ており、迫力がある
- 眼力が強い
- 周囲の反対を押し切り、自分の主張を通す意志の強さがある
- 難しい質問にもひるまずに対応できるタフさがある
- 立ち居振る舞いが堂々としている
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- CRAの面接で求められるコミュニケーション力
病院の薬剤師がCRAへ転職する際の注意点

病院の薬剤師は、CRA(臨床開発モニター)への転職において、調剤薬局の薬剤師よりも有利になることが多いです。
その理由は、CRA(臨床開発モニター)として活躍するために必要な「病院組織の理解」と「医療従事者とのコミュニケーション力」の2点において、病院の薬剤師の方が豊富な経験を積んでいるからです。
病院の薬剤師がCRA(臨床開発モニター)への転職を成功させるためには、調剤薬局の薬剤師よりも有利な点を理解した上で、面接で合格するための話し方や立ち居振る舞いを身につけることが必要です。
以下では、病院の薬剤師がCRA(臨床開発モニター)に転職する際に重要となる「病院の薬剤師の強み」「面接に合格するために必要な話し方と立ち居振る舞い」「退職手続き」の3つについて解説します。

病院の薬剤師が調剤薬局の薬剤師より有利である理由
病院の薬剤師としての強みを最大限にアピールしよう。

CRA(臨床開発モニター)の選考において、調剤薬局の薬剤師は以下のような知識や経験をアピールできます。
調剤薬局の薬剤師がアピールできる経験や知識
- 薬剤や疾患の知識
- 英語力
- コミュニケーション力
- 知識習得力
- 倫理観
- 詳しくはこちら
- 調剤薬局の薬剤師がアピールできる経験や知識
病院の薬剤師は上記に加えて、「病院組織の理解」「医療従事者とのコミュニケーション力」をアピールできます。以下で詳しく解説します。
病院の薬剤師がアピールできる経験や知識
- 病院組織の理解

CRA(臨床開発モニター)の業務では、被験者を計画通りに確保し、治験をスケジュール通りに進めることが重要です。
しかし、被験者数が予定に達しなかったり、治験がスケジュール通りに進まなかった場合には、どの病院関係者に依頼すれば状況を打開できるかを見極める能力が求められます。
対応を依頼すべき相手は状況によって異なります。たとえば、治験担当医の先輩である教授、同じ系列のクリニックの医師、看護部の師長、事務局長など、多岐にわたります。
病院組織は非常に複雑かつ大規模で、慣例も独特であることが多いです。そのため、病院で働いた経験が少ない調剤薬局の薬剤師にとっては、どの関係者に対応を依頼すべきかを判断することが難しい場合が多いです。一方で、病院の薬剤師は、過去の経験から状況を打開するための方法やアイデアを思いつきやすい傾向にあります。
以上の理由から、病院の薬剤師はCRA(臨床開発モニター)の選考において、病院での勤務経験を強みとしてアピールできると言えるでしょう。
- 医療従事者とのコミュニケーション力

CRA(臨床開発モニター)が関わる病院の医療従事者は、治験担当医師や治験コーディネーター(CRC)だけではありません。看護師、臨床検査技師、薬剤師、放射線技師、事務員など、多岐にわたる方々と関わる必要があります。
調剤薬局の薬剤師は、看護師などの医療従事者とコミュニケーションをとる機会が少ないことが多いです。しかし、病院の薬剤師は日常業務で医師だけでなく、幅広い医療従事者ともコミュニケーションをとる機会が多いです。
したがって、病院の薬剤師はCRA(臨床開発モニター)の選考で「医療従事者とのコミュニケーション力」をアピールできると言えるでしょう。
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CRAは病院の薬剤師に比べて、仕事の成果に対するプレッシャーが大きい
病院の利益は、国が定める診療報酬に基づいて算出されるため、比較的安定しています。一方で、多くのCROは会社として運営されているため、利益は取引先の評価に大きく左右されます。
このため、CRAには、依頼主である製薬メーカーに対して、迅速かつ高品質なモニタリング業務を提供し、高い評価を得ることが求められます。
もし、提供したモニタリング業務が依頼主から遅くて品質が低いと評価された場合、給与が減らされる可能性があることを理解しておきましょう。
CRA(臨床開発モニター)の面接の準備をする

病院の薬剤師であっても、CRA(臨床開発モニター)の面接で有利になるとは限りません。その理由は、他の応募者であるMRと比較すると、敬語の使い方や立ち居振る舞いなどのビジネスマナーが劣ることが多いからです。
そのため、病院の薬剤師がCRA(臨床開発モニター)の内定をもらうためには、面接でビジネスマナーなどのCRA(臨床開発モニター)への適性があることをアピールすることが重要となります。
面接では、MRのような振る舞いを心がけよう。
病院で働いている薬剤師の方であれば、職場でMRに会う機会があると思います。CRA(臨床開発モニター)の面接では、MRのようなビジネスマナーが求められるため、自分がMRになったつもりで面接の準備をするとよいでしょう。
MRと同じような敬語や立ち居振る舞いを、短期間で身につけることは難しいかもしれません。しかし、イメージトレーニングを重ねて、CRA(臨床開発モニター)の面接に臨むことで、良い結果が得られる可能性を高めることができます。
- 詳しくはこちら
- CRAの面接の基本マナー
退職手続きについて調べる
病院の薬剤師は退職に時間がかかることがあるため、余裕を持った転職スケジュールを立てよう。

病院の薬剤師は、CRA(臨床開発モニター)の内定を得た後に、もう一つの壁を乗り越えなければなりません。それは退職手続きです。調剤薬局の薬剤師は簡単に退職できることが多いのに対して、病院の薬剤師は退職手続きに苦労する傾向があります。
退職日が予定よりも遅れてしまい、CRA(臨床開発モニター)の内定が取り消されてしまうケースもまれにあります。病院で働いている薬剤師、特に転職経験がない薬剤師は、「病院を容易に退職できる」という考え方は改めた方が良いでしょう。
その上で、退職の意向を伝えた後に、事務長や室長から退職を引き止められないようにするためには、退職に関する法律を事前にしっかりと調べておくことや、他の薬剤師がどのように退職しているかについて日常的に情報収集をしっかりと行うことが大切です。また、転職希望時期の2~3ヶ月前に内定をもらえるような、余裕がある転職活動のスケジュールを立てることも大切です。
- 詳しくはこちら
- 退職手続き
事務長や室長に言いくるめられてしまっても、得することは何もありません。自分の意思を毅然とした態度で伝えることが大切です。
よくある質問とみんなの回答
- Q
- CRAの採用について(学歴、薬剤師資格の有無)
- A
-
新卒でCRAとして働いています。
以下に手短に回答いたします。
・薬剤師は多いですが、理系の院卒の方のほうが多いです。
・4年制薬学系の方も少しはいらっしゃると思います。
・新卒の場合は院卒が主です。
- Q
- 病院薬剤師からCRA(臨床開発モニター)への転職
- A
-
薬剤師からCRAに転職した者です。臨床経験をCRAの業務に生かすことはもちろんできますが、モニタリング業務のごく一部に過ぎません。それならば少しでも早くCRAとして経験を積んだ方が、今後のキャリアを考える上でもいいかと思います。
私は3年間薬剤師として働いた後にCRAへと転職しましたが、薬学出身の同い年の社員(新卒でCRAとなり、現在CRA4年目)との差はかなり大きく感じます。
そうは言っても薬剤師免許を取る以上、臨床は経験してみたいものですよね。私の場合、薬剤師として患者さんと接することができた分、新薬開発の重要性を身をもって感じることもできました。
転職時の年齢なども考えますと、病院薬剤師として臨床経験を積むなら長くても2〜3年くらいだと思います。
- Q
- 薬剤師とCRA(臨床開発モニター)の違い(やりがい・専門性)について教えてください。
- A
-
調剤の薬剤師からCRAへ転職しました。
・やりがいの違い
これは働き手の感じ方により違うため一概には言えないと思います。薬剤師は患者様と接しますから、日々のコミュニケーションのなかから、薬剤師として関わって良かったと感じることが多いです。CRAは新薬の開発の一部を担っているという実感はありますので、より大きな貢献ができる可能性がある業務に携わっているという日々の感覚がモチベーションの一つになります。
・専門性の違い
薬に関しては薬剤師のほうが専門的だと思います。新薬開発に携わるCRAも薬の知識は求められるのですが、どうしても限定的です。薬に限定すれば薬剤師のほうが専門知識が必要なのは間違いないと思います。CRAは薬の専門知識「も」必要で、他にも幅広い能力が求められる業務になります。人としての成長を感じられるのはCRAでしょう。
- 詳しくはこちら
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- 書類選考・面接
- ステップ4
- 内定・入社
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年収査定はこちら
- 転職を考える際、最も重要な条件の一つは給与です。
CRA(臨床開発モニター)への転職を考えている方々にとって、自身のキャリアや経験がどの程度評価されるのか、気になることでしょう。
こちらでは、あなたのプロフィールに基づき、CRA(臨床開発モニター)へ転職した場合の年収を予測します。
合格予想はこちら
- 「社会人経験が少ない」「転職回数が多い」といった理由で、選考に通過できるか不安になり、応募をためらう方も多いと思います。
こちらでは、あなたのプロフィールに基づき、CRA(臨床開発モニター)に応募した場合の書類選考の通過率や面接の合格率を予測します。
掲示板で質問をする
- 些細な悩みや、ふとした疑問がある場合は、掲示板で気軽に質問しましょう。
面倒な登録は必要ありません。匿名で簡単に質問できます。多くの人の協力を得て、あなたの疑問を解決しましょう。
CRA(臨床開発モニター)や人事担当者などの専門家が回答いたします。


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