CRA(臨床開発モニター)のキャリアチェンジ先を教えて下さい

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この人はどのようなことで悩んでいるのかしら?

CRA(臨床開発モニター)のキャリアチェンジ先を教えて下さい

看護師からCRAへ転職して2年目になりますが、最近「自分はモニタリング業務に向いていないのではないか」と思うときがあります。

CRAからキャリアチェンジできる職種にはどのようなものがあるかを教えて下さい。


日付2022年10月28日 閲覧数1989

みんなの回答みんなの回答一覧

色々な回答があるととても参考になります。
SSUやCRC、臨床研究やPMS領域などがございます。

------転職される方が多い------

■SSU(サイトスタートアップ)
転職難易度:★ 年収:★★★ 年齢:40~50歳まで 場所:東京大阪

「モニタリングにやりがいを感じないけれども治験に関する書類作成は好きで折衝も苦にならない」「プライベートの都合で出張ができなくなった」などのCRA(臨床開発モニター)のキャリアチェンジ先としてお勧めなのがSSU(サイトスタートアップ)です。

SSU(サイトスタートアップ)は施設との契約書やIRBへの申請書類(治験実施計画書や治験薬概要書、同意説明文書など)の作成に特化した職種になります。 CRA(臨床開発モニター)と異なり施設へ訪問しない完全内勤業務のため、プライベートの都合で出張ができなくなったCRA(臨床開発モニター)にとっても魅力的なキャリアチェンジ先になっています。

治験文書の作成の経験を積んだ後は、承認申請書類を作成する薬事(メディカルライター)への転職も狙えます。

■臨床研究モニター、PMSモニター
転職難易度:★★ 年収:★★ 年齢:~35歳まで 場所:東京大阪愛知福岡

「仕事内容が辛くてストレスで心を病んでしまう」と思われるCRA(臨床開発モニター)もいらっしゃるようです。そのような場合、モニタリング経験を活かしつつ仕事の辛さを減らせる可能性がある臨床研究モニター、PMSモニターへのキャリアチェンジを検討しましょう。

臨床研究は治験より有害事象の対応が少なく規則が厳しくありません。そのため、 CRA(臨床開発モニター)より少ないプレッシャーのなかで仕事が行えると感じる方が多いようです。また、 PMS(市販後調査)は急な対応や期日に追われることも少ないです。労働時間を減らせるかは仕事量次第ですが、ストレスで心を病んでしまうほどの仕事のプレッシャーからは開放される可能性があります。

ただし、臨床研究モニターやPMSモニターは、CRA(臨床開発モニター)ほどの専門性が求められないことが多いため、年収がCRA(臨床開発モニター)より下がる場合が多いことを知っておきましょう。

■治験コーディネーター(CRC)
転職難易度:★★ 年収:★★ 年齢:40~50歳まで 場所:全国

治験コーディネーター(CRC)の業務はCRA(臨床開発モニター)と重なる部分が多いため、治験コーディネーター(CRC)はCRA(臨床開発モニター)から転職しやすい職種と言えます。

CRA(臨床開発モニター)が治験コーディネーター(CRC)へ転職する理由は主に「患者様と直に接したい」「地方へ転居するため」の2つです。

CRA(臨床開発モニター)は治験薬を投与される患者様と直に接することがないため、「実際に治験薬を使用する患者様の声を聞いて新薬の開発を進めたい」という思いを持つCRA(臨床開発モニター)は少なくないようです。

特に看護師などの医療従事者は、病院で多くの患者様と直に接していた経験があり患者様への思いも人一倍強いことが多いため、患者様の声を聞くことがないCRA(臨床開発モニター)の仕事内容に対して、「自分には向いていない」「やりがいを感じない」と思いやすいようです。

そして、開発中の新薬が投与される場面に立ち会って仕事ができる治験コーディネーター(CRC)に興味を持つようになり、治験コーディネーター(CRC)への転職を決断することになります。

また、治験コーディネーター(CRC)は東京や大阪だけでなく、地方でも働くことができるため、諸事情で地方へ転居せざるを得なくなったCRA(臨床開発モニター)が治験コーディネーター(CRC)へ転職される場合も見られます。ただし、CRA(臨床開発モニター)は地方にいながらリモートで働き続けることが可能な場合が増えたため、地方への転居を理由に治験コーディネーター(CRC)へ転職される方は減少しています。

治験コーディネーター(CRC)の年収はCRA(臨床開発モニター)より低いため、 CRA(臨床開発モニター)から治験コーディネーター(CRC)へ転職するためには、年収が下がることを許容できることが必要です。


------転職される方が少ない------

■データマネジメント(DM)、安全性情報担当者(PV)
転職難易度:★★★ 年収:★★ 年齢:~35歳まで 場所:東京大阪

「折衝業務やモニタリング業務は自分には向いていないけれど、データ入力や書類の作成は好き」「CRA(臨床開発モニター)の経験を活かして同じ業界で働き続けたい」と思われているCRA(臨床開発モニター)はデータマネジメント(DM)や安全性情報担当者(PV)への転職を検討しましょう。

治験の症例データを集めて入力する人がデータマネジメント(DM)、治験薬や新薬の副作用のデータを集めて入力する人が安全性情報担当者(PV)になります。いずれも、入力がメインの仕事になります。集まってくるデータの量が膨大なため、同じ部署に入力業務のみを専門に行うパートさんが働いていることが多いです。集めたデータは整備をした後に統計解析部門やPMDAへ送られます。

データマネジメント(DM)の上位職が統計解析であることからも分かるように、データマネジメント(DM)はデータの専門家と言える職種です。それに対して、安全性情報担当者(PV)は副作用の知識や英語で書かれた文章を読む力が求められます。いずれも、膨大なデータと日々格闘する職種になります。

■SMA(治験事務局担当者)
転職難易度:★★★★ 年収:★★ 年齢:40~50歳まで 場所:全国

「折衝業務やモニタリング業務は自分には向いていないけれど、データ入力や書類の作成は好き」「地方に済んでいるのでデータマネジメント(DM)や安全性情報担当者(PV)の求人は見かけることは少ない」と思われているCRA(臨床開発モニター)はSMA(治験事務局担当者)への転職も検討しましょう。

治験を行っている病院ならSMA(治験事務局担当者)の募集が発生する可能性があるため、東京や大阪以外でも就業が可能です。
ただし、SMOでよく見られる治験を新たに実施してもらえる医療機関の開拓業務を兼ねるSMA(治験事務局担当者)は選択肢から外されたほうが良いでしょう。

SMA(治験事務局担当者)はCRA(臨床開発モニター)の経験を十分に生かせる職種になりますが、雇用形態が契約社員など不安定になりやすく年収も低いことが多いです。また、求人数も少ないため、希望にそった求人を見つけることは容易ではありません。そのため、転職活動が長期化する可能性があります。

■品質管理(QC)
転職難易度:★★★★★ 年収:★★★ 年齢:30~40歳まで 場所:東京大阪

治験の品質を管理し、監査や調査をサポートする仕事が品質管理(QC)です。GCPや治験関連文書に精通していることが求められます。治験のルールと書類のプロとも言える職種で、SMA(治験事務局担当者)の上位職と言えます。

求人数は少ないため、CRA(臨床開発モニター)から転職する機会も少ないです。もし、気になる求人を見つけた場合は急いで応募されることをお勧めいたします。

■開発企画
転職難易度:★★★★★ 年収:★★★★ 年齢:35歳まで 場所:東京大阪

治験計画の立案から承認申請までを行う職種が開発企画です。製薬業界で働く方にとって、キャリアの最終到達点の一つでもあります。

それだけに高い専門性が求められるのは当然のこと、海外の製薬担当と対等に折衝ができる英語力とコミュニケーション力、困難に負けずに前進できるマインドなどが必要です。また、経験や能力に加えて高い学歴を求められることが多いです。しかも、たいていハードワークです。

中途でCRA(臨床開発モニター)へ転職された方のなかには「いつかは自分も開発企画を・・」と思いを持ちつつ働かれている方もいらっしゃいますが、転職のハードルの高さゆえに実際に開発企画として働ける機会は残念ながらとても少ないのが実状です。

■薬事/メディカルライティング
転職難易度:★★★★ 年収:★★★★ 年齢:40歳まで 場所:東京大阪

薬事は薬や医療機器などを国に承認してもらう申請業務を担当しています。薬や臨床開発、承認申請に関する知識が求められます。主にSSU(サイトスタートアップ)やSMA(治験事務局担当者)、品質管理(QC)などをされている方のキャリアチェンジ先となります。文章を作成することが好きな方に向いている職種です。

■システム導入支援
転職難易度:★★★★ 年収:★★★ 年齢:30~40歳まで 場所:主に東京大阪

IT技術の進展や感染症の流行により、治験におけるIT関連技術の重要性がますます高くなっています。eCOA(ePROや電子患者日記などを含む)、オンライン診療、ウェアラブルデバイス、eConsent(電子的同意取得)、eリクルートなどの最新のIT技術を、従来のCTMS(治験管理システム)やEDCに連携させ一元管理できるシステムを目指して開発競争が盛んに行われています。

背景には将来10~30%のシェアを占めると言われているDCT(分散型臨床試験)の市場でCROやSMO、IT企業が早めに競争優位を確保しようとしているためです。そのようなITシステムの導入を支援する職種がシステム導入支援です。CRA(臨床開発モニター)の知識や経験をIT分野で活かしたい方に適している職種です。将来はIT技術に詳しくなって治験に強いITコンサルタントになることも可能です。

■製薬企業や医療品卸の事務や受付
転職難易度:★ 年収:★ 年齢:40~50歳まで 場所:全国

医療の知識を活かせます。派遣やパートでの雇用が多いです。


------転職される方がとても少ない------

■医療情報担当者(MR)
転職難易度:★★★★ 年収:★★★★★ 年齢:30歳まで 場所:東京大阪

CRA(臨床開発モニター)が開発した薬を普及させる役割を担っているのがMR(医薬情報担当者)です。「モニタリングにやりがいを感じない」「書類作成の多さに辟易している」「周りからあなたは営業が向いているとよく言われる」などのCRA(臨床開発モニター)は医療情報担当者(MR)へキャリアチェンジすることを検討されても良いでしょう。

医療情報担当者(MR)の目的は多くの存在するライバル製品のなかで自社製品の売上やシェアを拡大することですから、目標を達成するためは医師へ積極的に営業を行う必要があります。CRA(臨床開発モニター)より高いストレス耐性やシビアな交渉力が求められると言えるでしょう。

また、医療情報担当者(MR)からは「移動の間に喫茶店で空いた時間をつぶしている」という声がよく聞かれますので、車の運転が好きでサボることが苦にならない性格であることも大事です。定期的に全国転勤がある場合も見られますので事前に確認しておきましょう。

医療情報担当者(MR)は全職種の中でも年収・給料の高さがトップレベルに位置づけされます。そのため、営業適性があり、とにかく高い年収を狙いたい方は検討されても良いでしょう。

■営業/渉外(製薬会社担当/病院担当)
転職難易度:★★★ 年収:★★★ 年齢:30~40歳まで 場所:全国(ただし製薬会社担当は東京大阪)

病院や製薬会社との交渉を専門に行う職種です。製薬会社との交渉を行う人を営業担当、病院との交渉を行う人を渉外担当と言い分けることが多いです。周りから「あなたは営業が向いているよ」とよく言われる人は営業/渉外へのキャリアチェンジを検討されても良いでしょう。

営業と聞くと理由もなく嫌う人が多いですが、新規開拓がほとんどないため、一般的な営業職ほどの打たれ強さまでは求められないことが多いです。また、出社時間と退社時間の変化が少ないため、CRA(臨床開発モニター)より仕事のリズムが安定しやすい職種です。

■治験関連のコールセンターのオペレーター
転職難易度:★ 年収:★★ 年齢:40~50歳まで 場所:主に東京

治験へ参加を希望される方のスクリーニングや、被験者のサポートなどを電話のみで対応するのがコールセンターのオペレーターです。

コールセンターによっては夜勤や土日出勤が必要になる場合がありますので、事前に確認しておきましょう。また、好きな時間だけ働くことができるパートや派遣での雇用も多いです。動き回ることがなく適度に会話が発生するため、体力に自信がない方や、入力業務だけではストレスがたまってしまう方にお勧めです。

■MSL(メディカルサイエンスリエゾン)
転職難易度:★★★★★ 年収:★★★★ 年齢:35歳まで 場所:東京大阪

高度な医学・製品情報を医師に伝えることによって、自社製品の価値を高める役割を担っている職種がMSL(メディカルサイエンスリエゾン)です。MRよりアカデミック色が強い職種です。

モニタリングが業務の中心であるCRA(臨床開発モニター)より、薬の副作用に詳しい安全性情報担当者(PV)のほうが転職しやすいです。とてもアカデミックな職種ですので、知識を追求することが好きで医療に関する学問なら誰にも負けないと思っている学者肌の方は転職を検討されると良いでしょう。

開発企画ほどではありませんが、転職のハードルが高い職種です。


<役に立つ図>

CRA(臨床開発モニター)のキャリア

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日付2022年11月1日
CRA(臨床開発モニター)のキャリアチェンジ先 AI

CRA(臨床開発モニター)のキャリアチェンジ先について、ウェブ検索の結果をもとにお答えします。

CRAは医療機関へ治験の実施を依頼し、治験の管理とモニタリングを行う職種です。CRAから転職しやすい職種としては、以下のようなものがあります。

CRC(臨床研究コーディネーター):医療機関で治験をサポートする役割で、CRAと密接に連携します。CRAからCRCへの転職は比較的多く見られます。

MR(メディカルレプレゼンティブ):医師や薬剤師に対して製品の情報提供や販売促進を行う役割で、CRAと同じく医療業界に関わります。CRAからMRへの転職は需要が高く、スキルや経験が活かせます。

DM(データマネージャー):治験データの収集・管理・分析を行う役割で、CRAと同じく臨床開発に関わります。CRAからDMへの転職は専門性が高く、統計やITの知識が必要です。

一方で、CRAから転職しにくい職種としては、以下のようなものがあります。

MSL(メディカルサイエンスリエゾン):医師や学会などに対して製品や疾患領域の最新情報を提供する役割で、医学的な知識やコミュニケーション能力が求められます。CRAからMSLへの転職は競争率が高く、博士号などの資格が必要な場合もあります。

PM(プロジェクトマネージャー):臨床開発プロジェクト全体を管理する役割で、リーダーシップやマネジメント能力が求められます。CRAからPMへの転職はキャリアアップとして可能ですが、経験年数や実績が重視されます。

その他業界・職種:製薬業界以外や臨床開発以外に関わる業界・職種への転職は難易度が高くなります。未経験者採用やスキルシフトなどを利用する必要があります。


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