CRA（臨床開発モニター）の志望動機の書き方と例文 - CRAばんく

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CRA（臨床開発モニター）の志望動機の書き方と例文

CRAの志望動機の書き方と例文

CRA（臨床開発モニター）やCRO（開発業務受託機関）への転職を考えている方の中には、「志望動機の作成方法がわからず困っている」という方も少なくないでしょう。

書類選考や面接を突破するためには、採用担当者に「この人に会いたい」「この人と一緒に働きたい」と思わせる志望動機が必要です。しかし、CRA（臨床開発モニター）としての経験がない場合、そのような志望動機を作成することは容易ではありません。

この記事では、CRA（臨床開発モニター）の志望動機を作成する際のポイントを解説します。また、CRA（臨床開発モニター）の志望動機の例文やよくある質問への回答も紹介します。この記事を参考にして、あなたの志望動機をより魅力的に仕上げてみましょう！

志望動機の書き方

資格別の志望動機の例文集

資格別の志望動機の例文集

薬剤師の例文集 MRの例文集看護師の例文集臨床検査技師の例文集臨床工学技士・獣医師の例文集

薬剤師の志望動機の例文集

薬剤師の志望動機の例文（1）: 　日本全国の患者様が待ち望む新薬に貢献できることに魅力を感じて、薬の知識を活かして応募させていただきました。
　以前の職場では、特発性肺線維症やリウマチ性多発筋痛症などの難病を患う患者様が、既存の薬物療法では満足な治療を受けられずにいるのを目の当たりにしてきました。患者様に少しでも寄り添い、支えになれないかと考え、ガイドラインや闘病者のブログを参考に試行錯誤していました。その中で、肺線維症に適応した分子標的薬が発売された時や、慢性C型肝炎のIFN療法のため週1回の通院が必要だった患者様が新薬により検査値が劇的に改善し、通院の必要もなくなり日常生活を取り戻された時の喜びは忘れられません。この経験から、調剤業務では与えられない安心感や喜びを患者様にもたらしたいと思いました。そして自身も、治験薬が承認されるという達成感を味わいたいと思い、新薬の開発に関わりたいと思うようになりました。
　これまでに学んだ薬剤の専門知識（作用機序、毒性、ADMEや製剤学など）は、医師などに治験薬の特性を把握してもらい、必要なデータを担保...　ログインor無料の転職相談に申込みをして閲覧する

薬剤師の志望動機の例文（2）: 　薬剤師として、既存の薬を提供するだけでなく臨床開発に携わることで、新薬を待ち望む医師や患者様の治療に貢献したいと考え、応募させていただきました。
　大学の講義で臨床開発について学ぶ機会がありました。そのときに、薬剤師が臨床開発でも活躍できることを知り、自身が開発に携わった薬が病気に苦しむ患者様の救いになることに魅力を感じました。
　大学卒業後、患者様一人一人に服薬指導を行う調剤薬局に就職しました。しかし、調剤薬局で働いていると、「もっと良い薬はないのか」と現状の薬に満足していない患者様が多いことを知りました。学生時代に感じた臨床開発への魅力と現職での体験から、新薬の開発に携わりたいという思いを強くしました。
　私の強みは、薬剤師として学んできた専門知識と、異なる立場の方々に薬についてわかりやすく説明してきたことにより身についたコミュニケーション能力です。今後は臨床開発モニターとして、施設のスタッフや製薬企業の関係者と協力し、治験の詳細を説明したり、プロジェクトをチームで進める際に円滑な業務遂行を支えるために、私の強みを活かして貢献したいと思っています。

薬剤師の志望動機の例文（3）: 　新薬の開発に貢献できる臨床開発業界の仕事に魅力を感じ、応募いたしました。
　昨年、地域の薬局薬剤師と医師の連携の一環として大学病院で研修を受けました。そのときに、普段の薬局では見ることのない重症の患者様を目の当たりにし、今の自分が薬局で関わっている患者様は、多くの病気や悩みを抱えた人々のほんの一部にすぎないことを痛感しました。もっと多くの患者様に貢献できる仕事がしたいと思い始めたのはこの頃からです。また、研修を終えた後、薬局に訪れた患者様が「主人の病気はもうダメだと思っていたけど、新しくできたお薬で良くなっているみたい。」と本当に嬉しそうに話されているのを見て、私も「新薬の開発に関わることで多くの患者様の役に立ちたい」という思いが強まり、臨床開発業界で働きたいと決意しました。
　CRA（臨床開発モニター）の仕事は、薬に関する知識や多くの患者様や医師と関わる業務で培ったコミュニケーション能力など薬剤師としての経験を生かせる仕事だと考えています。また、治験が適切に行われていることを確認する注意力や、様々な有害事象に臨機応変に対応する能力なども必要であると知り、経験を通して自分も大きく成長していくことができる非常にやりがいのある仕事だと感じました。

薬剤師の志望動機の例文（4）: 　私は、がん治療に使用される免疫チェックポイント阻害剤「オプジーボ」や、C型肝炎治療に用いられる直接作用型抗ウイルス薬「ハーボニー」などの革新的な新薬を目の当たりにし、自分自身も新薬の開発に携わりたいと思うようになりました。
　新薬を開発するためには、治験データの信頼性を確保することが重要だと考えています。CRAが収集したデータは、試験の結果に直結し、その薬剤が実際に患者さんの役に立つ新薬になるかどうかに大きく影響を及ぼします。そのため、私はCRAとして、開発者の視点で治験の品質管理や進捗の確認を行いたいと考えています。
　さらに、CRAの業務は、調剤薬剤師としての私の薬に関する知識や経験を活かせると考えています。具体的には、治験薬の作用機序を理解したり、施設に対して説得力のある説明が...　ログインor無料の転職相談に申込みをして閲覧する

MRの志望動機の例文集

MRの志望動機の例文（1）: 　製薬会社での勤務を通じて、病気の苦しみや解決されていない医療ニーズが多いことを知り、新薬が患者様の希望となることを実感しました。特に、アトピーの新薬であるデュピクセントが発売された際には、それまで効果のなかった患者様から喜びの声を聞くことができました。このようなニーズに応えるために、患者様の希望となる新薬の開発に携わりたいと考え、CRA（臨床開発モニター）の仕事に興味を持ちました。
　CRAは、GCPや治験実施計画書に従って、治験の計画から実施、終了までの一連のプロセスが正しく行われているかを調査する重要な役割を担っています。MR活動で培った医療関係者との信頼関係の構築能力や、情報の正確な伝達能力が、新薬の開発に貢献できると考えています。
　今後はCRAとして、迅速な症例登録を促進し、正確なモニタリングを実施することで、治験を正確かつスムーズに進行させるために尽力し、新薬の登場を待ち望む患者様のために役立ちたいと思っています。

MRの志望動機の例文（2）: 　製薬会社でのMRとしての経験を活かして、新薬の開発に関わりたいと考え、応募させていただきました。
　大学時代には、健康への興味から機能性食品の研究開発を行う研究室に所属し、企業との共同研究に取り組んでいました。その経験から、人の健康に貢献する業界に強い魅力を感じていました。その後、製薬会社でMRとして働く中で、新薬の発売に際しては、発売前から多くの医師や患者から期待の声を伺っていた新薬を患者に届けられる瞬間が、MRとしての最大の喜びでした。
　開発の過程を学ぶ中で、新薬を患者に届けるために多くの困難を乗り越え、上市に向けて尽力されている方々の存在を知りました。その中でも、CRAが治験を計画通りに進行させるために果たしている役割に、責任とやりがい、使命感を感じました。私も、これまでに培ってきた経験と能力を生かし、CRAとして臨床開発に貢献したいと考えています。
　病に苦しむ患者を間近に見てきたことから、今後は治験が正確かつスピーディーに進むように、これまで培ってきた現場の声を聞く力や、効果的に伝える力などを最大限に生かして、新薬の開発業務に使命感と前向きな姿勢で貢献したいと考えています。

MRの志望動機の例文（3）: 　私は製薬会社で営業職として勤務し、新薬の普及に尽力してきました。MRとして直接的に患者さんと関わることはありませんでしたが、医師から新薬に切り替えて喜んでいる患者さんの話を聞くたびに、新薬により深く関わりたいという気持ちが強くなりました。しかし、私が勤めていた会社では新薬の上市が少なく...　ログインor無料の転職相談に申込みをして閲覧する

MRの志望動機の例文（4）: 　新薬や新しい医療機器の開発に関わりたいという思いから、モニターの職に志望しました。
　私は現在、医療機器メーカーに勤務し、営業を担当しています。日々、医療機関を訪問して医師や看護師、薬剤師などと接する中で、自分の提案が医療現場の改善に貢献していると実感でき、やりがいを感じています。一方で、お客様から新製品の開発を依頼された際に、市場投入までに何年もの時間がかかり、お客様を待たせてしまうことにもどかしさを感じていました。このような経験を通じて、新しい医療機器や新薬の市場投入を迅速化することが、日本の医療の進歩につながると考え、モニターという仕事に興味を持ちました。
　また、私は約4年間の営業経験を通して、医師、看護師、臨床工学技士、薬剤師、病院経営部門、商社など、非常に幅広い職種と立場の方と関わってきました。新規の契約を獲得するまでに、立場によって異なる意見をすり合わせるための調整を日常的に行っており、ここで身につけた調整能力とコミュニケーションスキルは、モニターとしても活かせると思っています。

看護師の志望動機の例文集

看護師の志望動機の例文（1）: 　私はこれまで患者様との関わりの中で、多くの「薬」に出会ってきました。化学療法を受けた後にがんが縮小し、手術が可能になったり、定期的に服用することで疼痛がコントロールできるようになったりする場面を目の当たりにしました。これらの経験から、薬は治療の選択肢を広げるだけでなく、患者様の生活の質を向上することができると実感し、薬の重要性を再認識しました。そこで、日々患者様に投与される薬がどのような過程を経て開発・使用されているのかに興味を持つようになりました。また、患者様が望む生活に少しでも近づけるような薬を世に出したいという思いが強くなりました。
　私は、新薬を待ち望む患者様のために、期限内に正確なデータを収集し、1日でも早く医薬品を世に送り出すことが新薬開発の使命だと考えています。その過程でCRAがモニタリングするデータが薬の安全性・有効性の証明になることに魅力を感じています。医療業界で学んだ経験と知識を活かし、新薬開発に貢献したいと考えています。
　新薬を開発することは、人々の生活をより良くし、患者様の希望に応えることにつながると考えています。そのため、1日でも早く新薬を世に送り出すために、使命感を持って働きたいと考えています。よろしくお願いいたします。

看護師の志望動機の例文（2）: 　抗がん剤治療を受ける患者さんの看護に携わってきた経験から、新薬開発に関わりたいと強く思うようになりました。現在勤務している病院では、特に血液がんの患者さんが多く来院されます。副作用に苦しみながら、長い治療期間を経ても改善が見られず、治療法がなくなってしまう患者さんを何度も見てきました。しかし、白血病の治療が新薬によって大きく進歩したことを知り、新薬開発を通じて医療に貢献したいと考えるようになりました。
　看護師として培ってきたコミュニケーション能力と高い責任感を活かし...ログインor無料の転職相談に申込みをして閲覧する

看護師の志望動機の例文（3）: 　私は現在、大学病院で看護師として働いており、周術期や重症の患者様の看護に従事しています。日々薬物療法に関わる中で、症状が悪化した患者様に薬を投与すると、目に見えて回復していく姿を見て、薬の効果を実感しています。多くの患者様から「手術は体に負担がかかるから、新薬が開発されればいいのに」という声を聞き、患者の薬への期待と新薬への切望を改めて感じました。現在の薬では患者様のニーズに十分に応えられないというもどかしさから、新薬を開発して人の命を救う仕事に就きたいと思い、臨床開発業界に興味を持ちました。
　大学病院での勤務を通じて、高度な最先端の医療知識を習得し...ログインor無料の転職相談に申込みをして閲覧する

看護師の志望動機の例文（4）: 　私がCRAへの応募を決意したのは、多くの人々の命を救うための有効な薬剤を開発したいという思いからです。
　私が高校生の頃、母が脳梗塞を発症しました。開頭手術ではなく血栓溶解薬によって母の命が救われたことで、薬の重要性を実感し、薬剤への興味を持つようになりました。大学進学の際は、家庭の事情により看護の道を選びましたが、薬剤への関心は常に持ち続けていました。
　看護師として内科病棟での勤務経験を通じて、薬剤の効果で命が救われる場面を多く目の当たりにしました。一方で、薬剤の効果が十分でなく、患者様が亡くなる場面も見てきました。特に小児領域での勤務中には、成人で認可されている薬が小児には使用できない場面があり、不満を感じることが多かったです。例えば、抗がん剤治療では、小児の臨床試験が行われておらず、安全性が確保できないため使用できない場面に遭遇しました。
　これらの経験から新薬の開発の重要性を感じ、小児・成人を問わず多くの患者様を救うためには、より多くの新薬を世に送り出す必要があると考えるようになりました。今後は、今までの経験を活かして、モニタリングを通じて新薬開発に貢献できるCRAになりたいと思っています。

看護師の志望動機の例文（5）: 　私は病院に入職して初めて、手術適応外の患者様が多いことに驚きました。新人のころ、担当した患者様の開腹手術の最中に、腹膜播種が見つかり手術不能と判断され、何もできずに閉腹したときのやるせなさや憤りは今でも忘れられません。他の手術でも、開腹後に手術不能と判断されることがあり、特に膵臓の手術では、多くが手術不能でした。その度に「私はこの患者様たちに何もしてあげられない」と感じていました。
　そんなとき、医師から「手術ができない患者様には、抗がん剤や放射線療法を行うしかない」「新薬が開発されて、抗がん剤の種類も増えてきた。手術ができなくてもQOLを高めることができたり、まれに抗がん剤が効いて手術ができるようになることもある」と聞き、新薬開発や臨床研究に興味を持ち始めました。現在は多くの新薬が開発されており、患者様が1年でも長く生きられれば、その間に新薬が開発されて手術ができる可能性があると知り、私も新薬を開発できるようになりたいと思い、CRAに応募させていただきました。
　多くの手術を安全かつ円滑に進めるためには、看護師だけでなく、医師、臨床工学技士、医療機器メーカーなど様々な人たちと協力し合う必要がありました。CRAも医師やCRCとの連携が重要であり、これまでの経験を活かせると考えています。
　今後は医薬品や医療機器の臨床開発、既存薬の適応拡大などの臨床研究を通じて、新しい医療を待ち望む方々のために貢献していきたいと思います。よろしくお願いします。

看護師の志望動機の例文（6）: 　私は大学を卒業後、大学附属病院で看護師として勤務していました。3年目になった時に初めて治験に参加する患者様を担当しました。その患者様の状態は非常に厳しく、私の前で涙を流されることも多々ありました。その涙を見た時、このように悲しむ患者様を減らしたいと強く思い、新薬の開発に関わる仕事がしたいと思いました。
　私は大学病院の救急領域で働いていたこともあり、様々な診療分野の最新の知識を身につけることもできました。その過程は決して容易ではありませんでしたが、新しいことを学ぶことが好きな性格だったため、苦になることなく取り組むことができました。CRAの仕事には...ログインor無料の転職相談に申込みをして閲覧する

臨床検査技師の志望動機の例文集

臨床検査技師の志望動機の例文（1）: 　私は臨床開発のモニタリングを通して、基礎研究と臨床現場の橋渡しをしたいと考えています。
　大学院生時代に所属していた研究室では、分子標的薬の研究が行われていました。薬となりうる化合物を見つけるまでに多くの費用と時間がかかることを知り、その努力が患者様の治療につながることは素晴らしいことだと感じました。しかし、病院での勤務経験から、未承認や適応外、海外だけで治験中など理由から、新薬を使用できずに苦しむ多くの患者様を目の前で見てきました。
　これらの経験から、創薬研究の成果は、治療に用いられる薬として患者々に届けられて初めて本当の価値が得られるものだと感じました。
　今後は、大学院と検査業務で培ったデータの収集・分析能力を活かし...ログインor無料の転職相談に申込みをして閲覧する

臨床検査技師の志望動機の例文（2）: 　患者様により良いQOLを提供できる仕事に就きたいという思いから、CRAに応募させていただきました。
　私はがん領域の緩和ケアなどで働き、患者様の苦痛を軽減する取り組みに触れたことで、治療の選択肢を増やすことができる臨床開発業界に興味を持ちました。薬に対しては、普段の検査業務でも関心が高く、乳がんの検査部で行う体外診断薬によって判定されるホルモン治療の薬であるタモキシフェンや、大学時代に睡眠時無呼吸症候群の検査アルバイトをしていたときに知ったオピオイド拮抗薬であるナロキソンなどに興味を持っていました。しかし、現在認可されている薬でもまだ解決できていない問題が多くあることを知り、私は臨床開発の段階にある有望な物質に携わり、より有効な効果を発揮する薬が認可されるように貢献したいと考え、CRAを目指すことにしました。
　臨床検査技師としての臨床経験は、治験の品質管理やモニタリングに活かせると考えています。他職種との連携で培ったコミュニケーション力は、医師やCRCなどの多様な関係者と円滑にやりとりするために不可欠なスキルだと考えます。検査値の解釈や文書作成の能力は、臨床試験のデータを分析し、報告書やプロトコルなどの文書を作成する際に役立てることができます。新薬開発への強い関心は、常に最新の医学や薬学の知識を学び、臨床試験の目的や意義を理解し、モチベーションを高く保つために必要な要素だと思います。
　今後は、患者様に医薬品を早く届けたいという思いを胸に、CRAとして活躍できるように努力していきます。どうぞよろしくお願いいたします。

臨床工学技士・獣医師の志望動機の例文集

臨床工学技士の志望動機の例文（1）: 　多くの患者様が新しい治療法を待ち望んでおり、そのような患者様の声に応えたいと思い応募いたしました。
　患者様からは、治療時間の短縮や治療回数の減少を望む声を多く聞きました。そのような患者様の声を実現するためには、新たな医療機器の開発が必要だと感じています。そこで、新しい医療機器を開発することで、より多くの患者様の治療にかかる負担を軽減し、笑顔を取り戻す手助けをしたいと考えています。
　前職では患者様とはもちろん、他の医療従事者とのコミュニケーションも欠かせませんでした。その中で、簡潔かつ素早く情報を伝えることを意識し学んできました。この経験は医療機関や医療機器メーカーとの交渉にも活かせると考えています。
　今後は、今までの臨床経験とコミュニケーション力を生かして、臨床開発を正確かつスピーディに進めるために尽力したいと思います。被験者様には安心して治験に参加していただける環境を整え、新しい治療法を望む患者様には開発した医療機器を届けることができる医療機器開発モニターになりたいと思います。よろしくお願いいたします。

獣医師の志望動機の例文（1）: 　患者様のために薬を開発することに、大きな魅力を感じています。
　学生時代、薬理学の授業で薬に興味を持ちました。私は獣医学科に所属してたので、「動物に薬を投与したときに人とどのような違いが出るのか」という動物種差について特に学びました。卒業後は、まず臨床の現場を経験したいと思い、小動物の診療に約2年間従事しました。その間に、犬のアトピー性皮膚炎に効果的な新薬が登場したことがありました。犬の症状が改善され、飼い主様の多くが笑顔と希望を取り戻していく様子を見て、薬を使う側ではなく、薬を世の中に届ける側に関わりたいと思うようになりました。動物には、動物用の薬があればそれを、なければ人用の薬を処方します。動物病院での臨床経験があるからこそ、薬の開発に携わることで、人だけでなく将来的に動物にも貢献できると考えます。
　動物病院では、飼い主だけでなく、医薬品メーカーのMRの方とも話す機会が多くありました。MRの方からは、新しい薬の効果や安全性、臨床試験の進捗状況などを聞くことができました。そこで培ったコミュニケーション能力は、今後モニターとして働く際に、医療関係者との交渉に役立つと思います。自分自身が獣医師や医師の立場から、モニターに何が求められているか、臨床の現場で経験してきたことは活かせると思います。モニターは、多くの医学知識が必要なだけでなく、医療従事者としても人としても10年後の自分を高めることができる仕事だと感じています。
　今後は、今までとは違う立場で、動物ではなく、人の患者様のために働きたいです。そして、薬を待ち望む患者様に、一日でも早く薬を届けるために貢献したいです。

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