株式会社エスアールディの公式情報の要約と分析

1）1989年創業の独立系CROで、従来の受託から主導的な業務への転換を進めています。
2）35周年を迎え、がん領域を含む2000年以降の206試験の臨床開発支援実績があります。
3）新卒モニター候補者には約3ヶ月間の導入研修など、段階的かつ体系的な教育訓練を提供しています。
4）先輩社員がサポートするチューター・コーチャー制度や、モニター認定制度により人材育成を図っています。
5）上司や部署を越えて意見を交換できる、風通しの良い組織風土とチームワークを重視しています。
6）医薬品に加え医療機器や再生医療まで、多角的な研究開発支援サービスを展開しています。
7）週2回までの在宅勤務や、柔軟なフレックスタイム制度があり、離職率は業界平均より低いです。
8）住宅手当は最大5万円が支給され、退職金制度や奨学金代理返還制度なども整備されています。
9）CRA業務から統計解析やコンサルティングなど、多様な業務への挑戦機会を提供しています。
10）同社の最終的なモチベーションは、「患者様に良い薬を届けたい」という社会貢献への強い意識です。

エスアールディ（SRD）では、医薬品・医療機器の開発に必要な社会人としての一般教養と専門知識・スキルを、段階的かつ体系的に習得することを重視しています。以下の点が大きな特徴です。

• 全社的な教育訓練プログラム
  エスアールディでは、導入研修から継続研修、階層別・昇格者研修まで、様々な段階に応じた研修コースを一元管理しています。基本的な社会人としての一般知識（法的観点、規制、倫理、医学薬学の基礎事項）に加え、問題解決、コミュニケーション、プレゼンテーションなどのビジネススキルも重視されます。(SRD 教育訓練プログラム概要)
  
  
• 導入研修およびOJT
  新卒のモニター候補者向けには約3ヶ月間の導入研修が実施され、前半は座学と実習で一般教養や専門知識を習得、後半は実践的なロールプレイングを行いながら、プロジェクトチームでのOJT（on the job training）を通じて業務を体感しながらスキルアップを図ります。(SRD 新入社員導入研修)
  
  
• チューター・コーチャー制度
  新入社員一人ひとりに対して、先輩社員が「チューター」として指導を行い、知識面・スキル面・精神面をサポート。また、年齢や社歴の近い先輩が「コーチャー」として身近な相談相手となり、日常的な悩みの解消にも貢献します。(SRD チューター制度)
  
  
• モニター認定制度
  エスアールディでは、臨床モニターとして実務に入るために、筆記試験（GCPなどの関連知識）と面接試験を経て「モニター認定」を取得する制度があります。これにより、各プロジェクトで高品質な業務遂行ができる人材を育成しています。(SRD モニター認定制度)
  
  
• 継続研修プログラム
  年間を通じて定期的に座学、グループワーク、社内e‑ラーニングなど多様な形式の継続研修が実施されます。個々のレベルに合わせたオープン講座も用意され、TOEICやVERSANTなど英語に関する講座も補助金制度があり、成績優秀者には報奨金が支給されるなど、社員の自己研鑽をしっかりサポートします。(SRD 継続研修プログラム)
  
  
• 自己研鑽の推奨
  ビジネススキルやPCスキル、一般知識に関する社外e‑ラーニングコースへのアクセスが可能で、自宅での自主受講も推奨されています。これにより、日々変化する医療・規制環境に対応できる柔軟な学びが実現されます。(SRD 自己研鑽の仕組み)
  
  これからエスアールディで働かれる方は、体系化された教育制度を通じて、基礎から実務レベルまでのスキルや知識を着実に身につけられる環境が整っており、臨床開発支援業務を「円滑に」「高品質で」「スピーディに」遂行するための基盤がしっかりと築かれています。(SRD 教育制度全体のまとめ)
  
  このように、エスアールディの教育制度は、導入研修から自己研鑽まで一貫したプログラムで、社員それぞれの成長を全社一丸となって支援する設計となっています。

エスアールディのトップメッセージは、創業当初からの「医薬品の研究開発支援」という基盤を活かしながら、時代の変化に即した新たなチャレンジと成長を目指す姿勢が感じられます。以下に主なポイントをまとめます。

• 創業と歩み
  1989年に医薬品の研究開発支援を専門とする独立系CROとしてスタートし、医薬品のみならず、医療機器や再生医療等の製品開発、さらには申請業務にまで業務領域を拡大してきたことが強調されています。 (CRO-SRD トップメッセージ)
  
  
• 変化する依頼者ニーズへの対応
  時代とともに依頼者の開発動向が変わる中、Unmet Medical Needsや難易度の高い新薬・医療機器、再生医療製品の支援において、多くの臨床試験支援業務を重ねた経験が現在の強みとなっています。 (CRO-SRD トップメッセージ)
  
  
• 受託から主導的業務へのシフト
  従来の受託中心の形態から、依頼者と一体となって新たなサービスを創出する「主導的な業務」への転換が進んでいることがポイントです。依頼者の将来像や期待に応えるため、柔軟（フレキシビリティ）かつ迅速なコンサルティングを提供する姿勢が窺えます。 (CRO-SRD トップメッセージ)
  
  
• 社内連携と風通しの良さ
  中規模ながら、社内各部署が一体となり、フラットな組織風土の下で意見を共有し合うことで、全体としての成長とサービスの質向上を実現している点も評価できます。
  (SRDグループ メッセージ)
  
  
• 将来へのビジョンとパートナーシップ
  「Research and Developmentの支援」を社名に込め、依頼者様と共に成長・発展していくという誠実なパートナーシップの構築がメッセージの核となっています。これにより、依頼者の期待する未来の可能性を実現させ、業界全体に貢献していく意志が伝わってきます。 (CRO-SRD トップメッセージ) (SRDグループ メッセージ)
  
  
• 採用・キャリア形成への期待
  また、採用に関するメッセージとして、これまでの豊富な臨床試験の経験を持つCRA（臨床開発モニター）や各専門分野のプロフェッショナルが、その経験をシェアし自らのスキルアップを目指すことで、組織全体のレベルアップを図るという呼びかけもなされています。 (CRO-SRD 採用メッセージ)
  
  

【まとめ】

エスアールディのトップメッセージは、創業以来の確かな実績を土台に、受託業務から主導的な業務への転換を進め、依頼者様と真摯なパートナーシップを築きながら、最新のニーズに応える柔軟性・迅速性・高い専門性を持って業界の発展に寄与しようとする姿勢が際立っています。これにより、社内全体が一体となり、常に革新と成長を追求する文化が形成されているのが特徴です。(CRO-SRD トップメッセージ) (SRDグループ メッセージ)

このような姿勢は、今後の依頼者様の多様なニーズに的確に応えると共に、エスアールディの将来的な発展と、依頼者様との長期的な信頼関係の構築につながると期待されています。

以下は、エスアールディグループ（SRDグループ）の福利厚生について、公式ページから抽出した情報をもとにまとめた内容です。

エスアールディグループでは、グループ各社ごとに多少違いはあるものの、以下のように多岐にわたる福利厚生制度を整備し、社員が安心して働ける環境づくりに注力しています。

• 住宅手当
  
  • 【SRDグループ全体】当社規定により、月あたり最大40,000円が支給されます。
    
  • 【エスアールディ本体】住宅手当は「25,000円～50,000円／月（実家暮らしの方も対象）」で、2025年4月に金額アップが予定されています。 (SRDグループ住宅手当詳細) (SRD本体の住宅手当)
    
    
• 退職金制度・確定拠出年金制度
  
  • 会社が定年まで働けるように積立を行う退職金制度や、給与の一部を積み立て自ら運用する確定拠出年金制度（任意加入）が用意されています。
    
  • 試用期間終了後に中小企業退職金共済制度による退職金制度にも加入する仕組みもあります。 (SRD退職金制度) (SRD退職金・確定拠出年金制度)
    
    
• フレックスタイム・在宅勤務制度
  
  • 【フレックスタイム制度】コアタイムは10:30～15:30、フレキシブルタイムは7:00～10:30および15:30～20:00と、柔軟な勤務時間設定が可能です。
    
  • 【在宅勤務制度】週に2回まで在宅勤務が可能な体制が整っています。 (SRD勤務制度)
    
    
• 有給休暇・特別休暇
  
  • 入社4ヶ月目から初年度15日付与され、最大23日まで付与されます。
    
  • 夏季休暇、慶弔休暇、傷病休暇、リフレッシュ休暇といった特別休暇制度も充実しています。(SRD有給・休暇制度) (SRD休暇制度詳細)
    
    
• 育児・介護支援、短時間勤務制度
  
  • 育休・産休制度に加え、育児休業／介護休業や短時間勤務など、働きやすい環境を支援する制度が整えられています。
    
  • 男女ともに育児支援に積極的で、男性社員の育休利用も推奨されています。(SRD育児・介護支援)
    
    
• その他各種支援制度
  
  • 奨学金代理返還制度：日本学生支援機構や東京都社会福祉協議会の奨学金の代理返済制度（最長10年）。
    
  • 英語学習受験料補助／報奨金制度：TOEICやVERSANT受験料全額補助、一定スコア者には報奨金が支給される制度。
    
  • 部署異動自己申告制度：年に1回、所属部署以外への異動を自ら申し出ることが可能です。
    
  • 健康保険組合との連携：薬業健康保険組合と契約しており、宿泊施設利用補助やインフルエンザ予防接種費用負担などを実施しています。(SRDその他制度)
    
    以下のテーブルに、エスアールディグループの主な福利厚生項目と内容をまとめています。
    

このように、エスアールディグループは、住宅手当や退職金制度、柔軟な勤務制度、有給休暇や特別休暇、育児・介護支援、さらには英語学習支援や部署異動制度など、多岐にわたる福利厚生が充実しており、働く社員が長期的に安心してキャリアを積むことができる環境が整えられています。(SRDグループ福利厚生概要)

以下は、エスアールディの企業情報をまとめたものです。

企業概要と沿革

• 設立と発展の歴史
  エスアールディは1989年3月に資本金2千万円で設立され、当初は東京都江東区木場に事務所を構えてスタートしました。その後、増資や事業拡大、関連会社（SMO部門やSRD生物センター、SRDスタッフ等）の設立・M&Aを経て、徐々に成長・発展を遂げています。たとえば、1992年には臨床薬理試験に参入し、2003年には株式会社実医研をM&AしてSRD生物センターへ社名変更、さらに2012年には本社を現在の東京都中央区八丁堀のRBM京橋ビルへ移転しました。(エスアールディの沿革)
  
  
• エスアールディホールディングス
  グループ全体の経営戦略を担う持株会社「株式会社エスアールディホールディングス」は2014年2月に設立され、現在は代表取締役として鈴木髙明と稲上格（ほか役員）などが経営にあたっています。SRDグループ全体では約500名の社員が在籍しています。(SRDグループ概要)
  
  

主な事業・サービス領域

• 臨床開発支援
  製薬、医療機器、再生医療など幅広い分野の医薬品開発に対して、現場の情報を踏まえた多角的な検討と提案を行い、スピーディで高品質なサービスを提供しています。特に、バイオスタートアップへの創薬コンサルティングでは、資本業務提携を締結し、開発戦略の策定から非臨床試験、臨床開発、薬事申請まで一貫した支援を行います。(柔軟な研究開発支援)
  
  
• 臨床研究支援
  臨床研究の推進において、治験GCPに準じた基準を満たすための業務支援を、準備段階から終了後の論文化までフルパッケージで実施しており、医師の負担軽減や研究の円滑な進行を実現するためのサポートが強みです。(臨床研究支援サービス)
  
  
• コンサルティングサービス
  また、エスアールディは創薬段階から開発計画、治験実施、オーファン指定申請などに至るまで、広範囲にわたる研究開発コンサルティングを提供しています。各分野の専門家がクライアントのニーズを的確に把握し、時には徹底的な議論と迅速なレスポンスで最適なパートナーシップを構築し、研究開発の成功に貢献します。(研究開発コンサルティング)
  
  

企業理念と特徴

• 企業理念・CSR
  「薬の開発に携わり、医療に貢献したい」という強い理念のもと、それぞれの専門分野のノウハウを融合して新薬開発に全力で取り組む姿勢が根付いています。また、グループ内での社員間のコミュニケーションが活発で、若手も多くフレッシュな風土の中で、常に挑戦し続ける企業文化が魅力のひとつです。(企業理念・CSR活動)
  
  
• グローバル展開
  国内だけでなく、海外への積極展開にも注力しており、たとえばアジア臨床ネットワーク（CSIA）の創設や、中国北京市での法人設立（SRD Clinmax corporation）など、グローバルな視点でサービスを提供しています。(グローバルサービス)
  
  

組織と事業の拡大

• 組織図とグループ体制
  エスアールディは、CRO事業としての臨床開発支援だけではなく、関連するSMO事業や各種コンサルティング、さらには派遣事業など、多角的な事業体制を整えています。グループ内の各会社（SRD生物センター、SRDスタッフ、医療システム研究所など）が連携し、幅広いサービスを展開している点が特徴です。(組織図・沿革概要)
  
  
• ネットワークとパートナーシップ
  医薬品開発の現場だけでなく、製薬メーカーや医療機関との連携を強化し、クライアントと一体となるパートナーシップを築いています。これにより、治験の進捗や安全性情報の管理、さらには統計解析等、各工程における効率と品質の向上に貢献しています。(パートナーシップの実績)
  
  

まとめ

このように、エスアールディは1989年の設立以来、増資や事業拡大、関連会社の設立・M&Aを通じて、臨床開発支援、臨床研究支援、研究開発コンサルティングなど幅広い分野において高い実績と信頼を築いています。また、グローバルな視点と柔軟な対応力、そしてフレッシュな風土と社員同士の強い連携に支えられた企業文化が、今後もさらなる発展に寄与することが期待されます。(エスアールディ全体概要)

このように、エスアールディは医薬品や医療機器の臨床開発を支援するだけでなく、バイオスタートアップへの創薬コンサルティングなど、多角的なサービスを展開することで、業界全体の発展に大きく貢献している企業と言えるでしょう。

エスアールディは、1989年の創業以来、医薬品開発支援の分野で着実に実績を積み重ね、医薬品だけでなく医療機器や再生医療等製品の開発から申請までの幅広いコンサルティング業務に対応してきました。以下、エスアールディの実績について、主要なポイントをまとめた内容と表形式での比較を示します。

1. 臨床開発支援受託実績（治験モニタリング）

• 疾患領域別実績
  
  • 特に近年は【がん／悪性腫瘍領域】での受託実績が増加しており、その他【皮膚・感覚器】や【整形外科領域】でもリピートオーダーを受けるなど、実績を着実に拡大しています。(受託実績 - 疾患領域)
    
  • 数値としては、2000年～2025年3月現在で206試験に対応しており、内訳ではがん領域が43試験、皮膚・感覚器領域が38試験、筋・骨格領域が28試験、脳・神経領域が23試験、消化器領域が11試験、その他が63試験という割合です。
    
    
• Phase別実績
  
  • 企業主導治験と医師主導治験（後者はモニタリングだけでなく、データマネジメント／統計解析、監査、治験調整事務局業務も含む）を対象とした受託実績があり、Phase別ではPI（第Ⅰ相～Ⅱ相含む）が70試験、PIIIが69試験、さらに医療機器など、その他の受託も行っています。(受託実績 - Phase別)
    
    

2. 臨床研究支援受託実績

• 2015年～2025年3月の期間で、73試験の臨床研究支援が行われています。
  
• 臨床研究支援では、受託内容と関連法規の対応状況が示され、例えば「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」に準拠した研究が33件、「再生医療新法」に準拠した研究も3件支援されるなど、法規対応面でも高い実績を有しています。(臨床研究支援の実績)
  
  

3. エスアールディの実績の比較表

まとめ

エスアールディは豊富な治験（モニタリング）実績と、近年の医師主導治験の増加に対応することで、製薬企業の多様なニーズに応えた臨床開発支援および臨床研究支援を実現しています。さらに、幅広い疾患領域における実績、Phase別の受託実績、そして関連法規への対応実績などが、同社の高い専門性と信頼性を裏付ける要素となっています。(エスアールディ受託実績の詳細)

これは、今後もエスアールディが医薬・医療機器の新薬開発支援において、さらなる成長を遂げるための強力な基盤となるでしょう。

エスアールディの社員インタビューからは、社員一人ひとりが「人」としての成長や互いの協力、そして臨床開発という厳しい現場での仕事の質向上に共に取り組む姿勢が強く感じられます。以下、各インタビューの内容を踏まえたまとめを記載いたします。

主な共通ポイント

• 手厚い教育体制と育成制度
  社員は入社直後から充実した研修やOJTの制度の中で、足元（基礎）を固めることができたと語られています。たとえば、チューター制度やコーチャー、ティーチングリーダーが新入社員一人に対して丁寧にサポートしている点は、エスアールディならではの特徴です。(エスアールディ社員インタビュー int01: 教育の手厚さ)
  
  
• チームワークとコミュニケーションの重視
  複数のインタビューで、上司・先輩後輩間、さらには部署を越えて情報共有やアドバイスが活発である点が挙げられています。現場で困った際、誰にでも相談できる風通しの良さや、円滑なコミュニケーションによって業務上の課題を乗り越える体制があると好意的に評価されています。 (エスアールディ社員インタビュー int04: 風通しの良さ)
  
  
• 多様な業務へのチャレンジとキャリアアップ
  社員はCRAの基礎業務から始まり、医師主導治験、治験調整事務局、さらに統計解析やメディカルライティング、コンサルティング業務など、多角的な経験を積む機会に恵まれていると述べています。業務の幅広さが、臨床開発プロセス全体の理解を深め、個々のキャリアアップにつながっている点も印象的でした。(エスアールディ社員インタビュー int02: 他業務への挑戦)
  
  
• 患者様やクライアントへの貢献意識
  各インタビューに共通して、最終的なモチベーションは「患者様に良い薬を届けたい」や「関わるすべての人々のニーズに応えたい」という強い社会貢献への思いにあります。担当している試験やプロジェクトを自分ごととして捉え、何か問題が起こればすぐに現場と連携して解決策を模索する姿勢が伺えます。(エスアールディ社員インタビュー int03: 社会貢献への意識)
  
  
• フレキシブルな働き方とライフスタイルの両立
  インタビュー中には、育児中の社員が時短勤務や在宅勤務制度を上手に活用し、仕事と家庭を両立している例も多く挙がっています。働く環境が柔軟で、社員個々のライフスタイルに寄り添える会社であるという印象が強いです。(エスアールディ社員インタビュー int05: ワークライフバランス、int06: 働くお母さん)
  
  
• エスアールディらしい風土と企業文化
  社内では、上司をはじめとする全員が意見を率直に交わせる環境があり、「一人で抱え込まず、仲間と共に支え合う」という姿勢が徹底されています。これは、厳しい治験現場で一層の結束力を生み出し、最終的には業務の成果に直結していると評価されています。(エスアールディ社員インタビュー int07: チームワークと責任感)
  
  
• 多角的なキャリア形成の機会
  CRA経験だけでなく、その後の異動や他の業務（コンサルティング、統計解析、メディカルライティングなど）への挑戦ができる環境があり、これまでの経験が次のステップへスムーズにつながっている事例も紹介されています。(エスアールディ社員インタビュー int08: 異動と成長のエピソード)
  
  

まとめ

エスアールディの社員インタビューには、手厚い教育制度、強固なチームワーク、多様な挑戦の機会、そして患者様やクライアントへの深い貢献意識が共通して浮かび上がります。

新入社員は教育の基礎からしっかりとサポートされ、現場での経験を通じて段階的にキャリアアップできる仕組みが整っています。さらに、働く環境の柔軟性により、ライフスタイルとの両立が図られ、社員同士が互いに支え合う温かい社風が、エスアールディらしさを色濃く感じさせる要因となっています。(エスアールディ公式インタビュー全体のまとめ)

2024年10月2日発行の「薬事日報」では、エスアールディホールディングスが35周年を迎えたことを記念し、同社の歴史や今後の展望について述べられています。以下に要約します。

35周年の記念

• エスアールディは1989年に創業し、2024年で35周年を迎えました。
  
• 創業以来、開発業務受託機関（CRO）から研究開発支援企業（SMO）へと成長し、医療に貢献する姿勢を強調しています。
  
  

新体制のスタート

• 6月1日より新たな執行体制が始まり、田澤博実氏が会長、鈴木髙明氏が代表取締役に就任しました。
  
• 新体制では、人材育成や品質向上を重視し、社員が主体的に成長できる環境作りに取り組む方針です。
  
  

事業展開と課題

• SRDグループは医療と医薬品領域を超えた多様な事業を展開中で、特に創薬ベンチャー支援に注力しています。
  
• 複数の創薬ベンチャーへの出資や連携を進めており、その成功によってIPOなどの収益化を目指しています。
  
  

コミュニケーションと教育

• 社員には「本質」と「本音」を見極める能力を求めており、コミュニケーション能力の向上も重視しています。
  
• GCP等の法令遵守教育やチーム制によるサポート体制が整備されており、高い信頼性を維持しています。
  
  

離職率と働きやすい環境

• 離職率は4.9%で業界平均より低く、育児期の短時間勤務制度など柔軟な働き方が可能です。
  
• 社員が長く働ける環境作りとして、様々な制度が導入されています。
  
  

記念行事

• 9月7日に帝国ホテルで開催された35周年記念行事では、多くの参加者が集まり、落語家による講演や永年勤続者表彰などが行われました。
  
  このように、エスアールディホールディングスは35周年を機に新たな展望を掲げつつ、人材育成や信頼性向上に努めています。