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臨床研究や医師主導治験の経験はCRAへの転職に役立ちますか?
質問
臨床研究や医師主導治験の経験はCRAへの転職に役立ちますか?
CRAになって2年目のものです。現在の会社は小さくて、企業治験の受託がなく、今後もあまり期待できません。そのため、現在、他の会社への転職を考えています。
ただ、今まで企業治験に携わった経験がないので、転職の際に現在の経験を評価してもらえるか不安です。
やっぱり企業治験の経験がないとCRAとして評価は低くなるのでしょうか?
2016年4月1日 10034
AIによる要約
1)臨床研究経験者は企業治験では未経験者扱い。
2)医師主導治験経験者は企業治験経験者とほぼ同等評価
3)企業治験経験の有無が重要で、臨床研究経験は有利にはなるが即戦力ではない。
みんなの回答一覧
- 臨床研究と医師主導治験では評価が異なる。 ベストアンサー
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CROで採用に携わっていた経験があります。
結論から申し上げますと臨床研究の経験者は企業治験の経験者ではなく未経験者として扱っていました。なぜなら、臨床研究の経験を積んだところで企業治験について即戦力になりえないからです。
確かに臨床研究の際に身に着けたことは企業治験に生かせますが、残念ながら似ているとは言え、違う業務であるため、企業治験においては即戦力とはなり得ません。
そのため、臨床研究の経験者は治験コーディネーター(CRC)経験者より下、製薬会社MRや病棟薬剤師よりは上という評価でした。
また、医師主導治験の経験者は臨床研究と異なり企業治験の経験者として扱っていました。
そのため、企業治験のモニターになる場合は医師主導治験の経験者が断然有利で、臨床研究の経験者は未経験者としては多少有利に扱ってもらえるという感じだと思います。
2017年3月16日
役に立った(7)
- 臨床研究や医師主導治験の経験でも問題ないと思います。 ベターアンサー
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臨床研究や医師主導治験の経験でもきちんと評価してもらえますよ。モニターとして2年ぐらいの経験があれば特に気にすることはないと思います。
ただ、臨床研究は治験よりも簡単ですし、医師主導治験は規模が小さく治験の進め方も行き当たりばったりであることが多いので、将来のことを考えると、早めにきちんとした企業治験を経験しておきたいところですね。
2016年7月18日
役に立った(6)
- 臨床研究モニターの経験だけではCRA(治験モニター)への転職に役立つとは言いにくい 公式
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各職種の転職市場における評価は高い順に
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1)治験モニター(臨床開発モニター)
↓ 詳細な臨床試験の知識や高い英語力が必須ではありません。
2)治験コーディネーター
↓ 有害事象対応の経験やICH-GCPに関する知識が必須ではありません。
3)ジェネリックモニター
↓ 省令GCPに関する知識が必須ではありません。
4)臨床研究モニター
↓ 同意取得に関する経験が必須ではありません。
5)PMSモニター
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となっており、基本的には下位の職種から上位の職種へ転職することは難しい場合が多いです。
臨床研究モニターの経験があっても、治験モニターとして即戦力にならない以上、採用側は長期の研修を行う必要があり、未経験者を採用するのと変わらないことになります。
臨床研究モニターの経験を積んでから治験モニターへ転職できた方の多くは、臨床研究モニターの経験がなくても治験モニターへ転職できた方です。つまり、治験モニターへ転職できない方は、臨床研究モニターの経験を積んでも治験モニターへ転職できないことが多いと言えます。
「臨床研究モニターの経験を積んでから治験モニターへ転職しよう」と考えている方は、臨床研究モニターの経験を積んでいなくても治験モニターへ転職できるかを考えてみましょう。もし、難しいようでしたら、臨床研究モニターの経験を積んでも状況は変わらないと思われたほうが良さそうです。
医師主導治験については以下のURLをご参考ください。
https://cra-bank.com/keijiban?gu=101
(企業治験と医師主導治験のどちらの経験が評価されますか。)
以下の記事も役に立つかもしれません。
https://crc-bank.com/keijiban?gu=41
CRCの経験があるとCRAへの転職に有利になりますか?
https://cra-bank.com/keijiban?gu=139
臨床開発モニターと臨床研究モニターの違いは何?
2019年5月10日
- 基本的に、評価に影響はないと思います
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2年間の臨床研究および医師主導治験の経験で、企業治験を実施する際の基本的なルールや医学・薬学知識は既にある程度、身に付けていることの証明にはなりますので、ポイントは職務経歴書や、転職面接時でのアピールの仕方だと思います。
特に転職面接時には、臨床研究や医師主導治験と企業治験との違いを明確にした上で、「臨床研究や医師主導治験では、企業治験では経験できない○○のような経験をすることができた」というように、逆に貴重な体験をしている人材だというようにプレゼンしてみてはいかがでしょうか。
興味を持ってもらえば、成功だと思いますよ。
2016年9月30日
役に立った(1)
- 医師主導治験の経験があるなら大丈夫では?
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企業治験を行っている会社へ転職するのであれば、もちろん企業治験の経験があったほうが有利だと思います。
しかし、治験の種類を国内に限るなら、企業治験と医師主導治験ではCRAに求められるスキルにそれほど差はないのではないでしょうか。業務の基本となるGCPは医師主導治験についての条文が少しあること以外はほとんど同じですし、モニタリングの流れも基本的には同じです。
懸念を挙げるとすれば、グローバル治験への対応経験がないことだと思いますが、グローバル治験の経験がないCRAは現在でもたくさんいると思います。
ですから、質問者様のご経歴であれば、国内CROについては十分に選考に通過できる可能性があると思います。
もし、実際は医師主導治験のご経験がほとんどなく、臨床研究ばかりに携わっていた場合は、企業治験を行っている会社へ転職できるかはなんとも言えないと思います。
臨床研究と言っても種類が多いですし、企業治験とは手順も異なるため、同じ臨床研究を中心に行っている会社へ転職したほうが良いかもしれません。
2024年5月28日
役に立った(0)
- 臨床研究や医師主導治験の経験はCRAへの転職に役立つ AI
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臨床研究や医師主導治験の経験はCRAへの転職に役立ちます。企業治験の経験に比べると直接的な経験とは言えませんが、CRAに必要なスキルや知識の一部を培うことができるため、評価されるポイントは十分にあります。
臨床研究・医師主導治験の経験がCRA転職に役立つ理由
臨床研究や医師主導治験と企業治験は、実施主体や目的などが異なりますが、治験の基本的な流れやGCP(医薬品の臨床試験の実施に関する基準)の考え方など、共通する部分も多くあります。そのため、臨床研究や医師主導治験の経験は、CRAとして働く上で役立つスキルや知識を身につける上で有効です。具体的には、以下の点が評価される可能性があります。
◆ GCPの知識: 臨床研究や医師主導治験でも、GCPに準拠して試験を行うことが求められます。そのため、GCPの基本的な知識や概念を理解していることは、CRAとしての素養を示す上でプラスになります。
◆ 臨床試験の実施経験: 試験計画の立案、倫理審査の申請、データ収集、モニタリングなど、臨床試験の一連の流れを経験していることは、CRAの業務を理解する上で役立ちます。
◆ 医療機関との連携経験: 医師や看護師、その他の医療従事者と連携して試験を進める経験は、CRAとして医療機関と良好な関係を築く上で役立ちます。
◆ データマネジメントの経験: データ収集や品質管理の経験は、CRAとして治験データをモニタリングする上で役立ちます。
◆ 問題解決能力: 試験中に発生する様々な問題に対し、どのように対応してきたかという経験は、CRAとして問題解決能力を示す上でプラスになります。
転職活動でアピールすべきポイント
企業治験の経験がないことを不安に感じる必要はありません。むしろ、これまでの経験をどのようにCRAの業務に活かせるのかを明確に説明することが重要です。面接などでは、以下の点を意識してアピールしましょう。
◆ GCPの理解度: 臨床研究や医師主導治験でGCPをどのように意識して業務に取り組んできたのかを具体的に説明しましょう。
◆ 臨床試験における役割と貢献: 自身が担当した業務内容と、試験全体にどのように貢献したのかを明確に伝えましょう。
◆ 課題解決の経験: 試験中に直面した課題と、どのように解決したのかを具体的に説明することで、問題解決能力をアピールできます。
◆ CRAへの意欲と熱意: 企業治験の経験がない分、CRAとして成長したいという意欲や熱意を伝えることが大切です。
企業治験経験がない場合の転職戦略
企業治験の経験がない場合、以下のような転職戦略も有効です。
◆ 未経験者歓迎の求人を探す: 未経験者向けのCRA研修プログラムなどを用意している企業もあります。
◆ CRC(治験コーディネーター)への転職を検討する: CRCとして治験の現場経験を積むことで、CRAへのキャリアアップが有利になる場合があります。
◆ CRO(医薬品開発業務受託機関)への転職を検討する: CROは様々な製薬会社の治験を受託しているため、多様な経験を積むことができます。
まとめ
臨床研究や医師主導治験の経験は、CRAへの転職において無駄になることはありません。むしろ、貴重な経験として評価される可能性があります。
項目 詳細 臨床研究・医師主導治験の経験がCRA転職に役立つ点 ◆ GCPの知識: 臨床研究や医師主導治験でもGCPに基づいて実施されることが多いため、GCPの基本的な知識や概念を理解していることは強みになります。
◆ モニタリングの基本: モニタリングの目的、方法、手順など、基本的な考え方は企業治験でも共通です。症例報告書(CRF)の確認、原資料との照合、逸脱事例の確認などの経験は評価されます。
◆ データマネジメントの経験: データ収集、データクリーニング、データ管理などの経験は、企業治験におけるデータマネジメント業務にも応用できます。
◆ 倫理的な配慮: 研究倫理審査委員会(IRB/倫理委員会)とのやり取り、患者さんの同意取得など、倫理的な配慮に関する経験は、CRAとして不可欠な要素です。
◆ コミュニケーション能力: 医師や医療機関スタッフとのコミュニケーション経験は、企業治験におけるモニタリング業務にも活かせます。
◆ 問題解決能力: 治験中に発生した問題への対応経験は、企業治験でも役立ちます。企業治験経験がないことによる懸念点 ◆ 企業治験特有の業務フロー: 企業治験では、CRO(医薬品開発業務受託機関)や製薬会社特有の業務フローやシステムを使用する場合があります。これらの経験がないことは、入社後のキャッチアップが必要となる可能性があります。
◆ 大規模治験の経験: 企業治験は大規模なものが多いですが、臨床研究や医師主導治験では規模が小さい場合があります。大規模治験の経験がないことは、プロジェクトマネジメントの観点から懸念される可能性があります。転職活動における注意点 ◆ 経験のアピール: 臨床研究・医師主導治験で得た経験を、企業治験にどのように活かせるのかを具体的に説明できるように準備しましょう。GCP遵守、モニタリング、データマネジメント、コミュニケーション、問題解決などの経験を強調することが重要です。
◆ 企業治験への意欲: 企業治験に携わりたいという強い意欲を示すことが重要です。企業治験の業務内容や役割を理解していることをアピールしましょう。
◆ 未経験歓迎の求人を探す: 未経験者向けの研修制度が充実しているCROや製薬会社の求人を探すと良いでしょう。研修で企業治験の業務フローやシステムについて学ぶことができます。
◆ CRC経験も視野に入れる: CRC(治験コーディネーター)として経験を積んだ後、CRAへステップアップするというキャリアパスも有効です。CRCは医療機関内で治験をサポートする役割であり、企業治験の現場を間近で見ることができます。
◆ 《CRAばんく》の活用: 《CRAばんく》を利用することで、CRAの求人情報を効率的に収集できます。また、面接対策や応募書類の添削などのサポートも受けられます。
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