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CRA(臨床開発モニター)の40歳以降のキャリアについて
質問
CRA(臨床開発モニター)の40歳以降のキャリアについて
CRA(臨床開発モニター)として10年以上の経験がある30歳後半の男性の薬剤師です。
40歳以降のキャリアパスを今の会社では描くことができないため、CRA(臨床開発モニター)以外のキャリアも考えています。CRA(臨床開発モニター)は40歳以降、どのようなキャリアパスがあるのでしょうか。
ちなみに当方、英語は苦手です。
2016年9月10日 5119
AIによる要約
1)臨床開発モニターのキャリアパス:SrCRA、CTL、Directorなどの昇進ポジション
2)横展開の可能性:データマネージメント、監査、薬事などの職種への転換
3)キャリアチェンジの機会:Clinical Scientist、MSLなどの他職種への挑戦
4)自己分析の重要性:強み、興味、適性、目標を考慮してキャリア選択
みんなの回答一覧
- 具体的には3つほどあるかと思います ベターアンサー
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キャリアパスの一般的な考え方として、キャリアを縦に広げるのか、横に広げるのかというポイントがあるかと思います。
ご質問の場合、CRA(臨床開発モニター)以外ということですので、横に広げるというイメージですね。
具体的には3つほどあるかと思います。
まず1つ目は「データマネージメント(DM)」です。DM業務の根幹である症例報告書(CRF)の設計やデータクリーニングはモニター経験が最大限、活かせる業務です。最近は承認申請時にCDISC形式によるデータ提出が義務化されたことに伴い、DM業務の需要も大きくなっています。ITシステムに対する苦手意識がなければ、検討してみるのもよいでしょう。
2つ目は監査です。モニタリングを含めた臨床開発業務全般を第三者的視点で監視する監査業務は、現場をよく知っているモニターの視点が有効です。医療機関監査、各種ドキュメントの監査、システム監査など、監査の範囲は多岐に渡りますので、業務範囲も広がります。
3つ目は薬事です。治験相談や各種ドキュメントの提出など、製薬業界は当局(厚生労働省、PMDAなど)との関係はきってもきれません。当局対応は会社に依存しない、業界標準として有効なキャリアを積むことができると思います。
2016年9月15日
役に立った(2)
- CRA 臨床開発モニター 40歳以降 キャリアパス AI
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CRA(臨床開発モニター)のキャリアパスは、製薬企業やCROによって異なりますが、一般的には以下のようなものがあります。
上位の臨床開発モニターになる:
SrCRA(Senior CRA)や係長など、経験豊富で他のCRAを指導できるポジションに昇進することができます。5~6年以上の経験が必要です。
チームリーダーになる:
CTL(Clinical Trial Leader)やML(Monitoring Leader)など、チームリーダーとして臨床試験を推し進めていくポジションに昇進することができます。SrCRAや係長として3年以上の経験を持ち、他者を牽引する能力が必要です。
複数部署をまとめるリーダーや部長になる:
Directorや部長など、複数のチームリーダーや部下を管理するポジションに昇進することができます。CTLやMLとして複数の臨床試験を遂行する実績が必要です。
臨床開発モニター以外の職種に移る:
Clinical Scientistや薬事、MSL(Medical Science Liaison)など、臨床開発モニター以外の職種にキャリアチェンジすることも可能です。これらの職種は知識量や専門性が高く求められます。
これらのキャリアパスは一例であり、実際には会社ごとに呼び方や業務内容が異なりますし、自分自身で希望すれば他の職種へも挑戦できるかもしれません。また、転職を考える場合もあります。
40歳以降でも活躍できるキャリアパスはたくさんありますから、自分の強みや興味・適性・目標などを考えてみてください。